利益はごほうび

私は昨日、四万温泉の柏屋さんから伊香保温泉のホテル松本楼さんに移動しました。

四万温泉の柏屋さんも伊香保温泉のホテル松本楼さんも、今年の旅館甲子園のファイナリストですが、どちらも昨年以上に業績が伸びています!

私がここでお伝えしたいことは、どちらの旅館も業績を伸ばそうとスゴイことをしたわけではないのに業績が伸びたことです。

これが「いい会社」の効果だと思うのです。

社員さんたちが足並みを揃えてお客様のことを大切にするって会社になると、お客様が喜んでくれ、その会社のファンになります。

お客様がファンになるから、業績も伸びると思うのです。

たまに「社員のことも大事ですが、ここで業績を上げないと先がないんです。だから業績を上げてから社員のことを良くするしかないんです!」と言う経営者を見かけますが、そう言う経営者で業績が上向いた人を私はあまり知りません。

多少業績が上向いた企業があったとしても、それから社員さんの待遇を良くした会社を私は一社も知りません。

業績が良くなっても、もっと業績を伸ばそうとするばかりで、一向に社員さんの待遇は良くならないのです!

確かに「業績」を上げることは大事なことですが、「いい会社(ガチョウ)」があって、「業績(金の卵)」が生まれるのです。

ですから、「いい会社(ガチョウ)」を後にして「業績(金の卵)」を追っている限り、いつまでたっても「業績(金の卵)」は手に入らないと思うのです。

以前のブログにも書いたように、若い頃の私は「プラスチックの箸も職人が手をかけた塗り箸も食事ができれば同じだ」と考えていました。

会社についても、無駄を省いていけばいい会社になるのと考えていましたが、それは間違いだったと思っています。

プラスチックの箸と漆塗りの箸が同じだとしたら、どうして手がかぶれる漆を何度も塗り重ねる必要があるのでしょう?

ブリュッセル(3)右の写真はブリュッセルで撮ったアールヌーボーの建物です。

こうした建物は必ずしも住みやすくないかもしれないし、維持するにもお金がかかるかもしれません。

もし効率性だけを考えれば、立方体の建物にした方がいいわけですが、手をかけたものには立方体の建物にはない魅力(価値)があると思うのです。

DSCF1831私も忙しい中、家に帰るたびに芝生の手入れをしていますが、芝の手入れをしてきて私に変化がありました。

それは「家に住んでいる」という感覚から「家と住んでいる」という感覚に変わったことです。

昔の人は刀や茶わんに名前を付けて大切にしていましたが、私も家が大切な家族の一員になった気がするのです。

20190514_224744昨夜は、ホテル松本楼さんの若手の人達と一緒に飲みましたが、この笑顔を見てください!

10時過ぎまで仕事をしていて疲れている人もいるはずなのに、皆さんわざわざ集まってくれました。

(藤川さん、浦野さん、来てくれたのに写真を撮るのを忘れてすみません!)

私が来始めたころの松本楼さんでは、絶対に見られなかった風景です。

理屈からすれば、早く帰って休んだ方がいいのかもしれませんが、私にするとこのように社員さんたちが気持ちよく働ける会社だから、業績が伸びていると思うのです。

私は最初、利益が出たらいい人生になるのだろうと考えて、利益を増やすために社員さんを雇っていましたが、大切にしているうちに、こうした社員さんと働けることが幸せな人生で、その副産物として利益がついて来るという感覚になりました。

皆さんは一緒に働いている仲間が好きですか?

仲間が好きだったら、とんでもないことでない限り足並みが揃うはずだと思うのです。

今日のひとこと
「手をかけると大切になる。大切にすると光り出す!」


人気ブログランキングへ
ブログランキング参加中です。クリック応援をお願いします!

引用元について:
こちらの記事はhttp://blog.livedoor.jp/sugiiyasuyuki/archives/52135508.htmlより引用させて頂いております。