北京の青い空

日本でテレビを見ていると、PM2.5とか、いかにも北京は空気が悪くて、息をしただけで病気になりそうな印象を受けます。
確かに北京はスモッグが発生していて、遠くのビルが霞んで見えたりしましたが、高度経済成長時代を東京で過ごした私にとってみれば、そのスモッグでさえも懐かしく感じられる程度のものでした。
オキシダント濃度だとか亜硫酸ガスなどという言葉は、最近の日本ではあまり聞かなくなりましたが、私の少年時代は毎日テレビでそういう言葉が流れていましたし、東京の牛込柳町というところが、交差点が谷底にあるところから、日本で一番空気が汚いところと言われていました。
さて、私が北京へ到着した日は快晴の青空で、実に気持ちがよい日でしたが、段々と空がよどみ始めて、夕方にはスモッグに覆われてしまい、翌日は曇りから雨になりましたので、北京の青い空は半日だけの経験となりました。

[:up:] 故宮博物館にて。すがすがしい青空でした。

[:up:] 支店長宅から見た北京の夕日。すでにスモッグに覆われています。昔のロンドンを思い出します。もちろん、東京の夕日も昔はこんな感じでした。
ところで、北京で日本人のおじさんたちとお酒を飲んでいると、皆さんそれぞれの口から「青い空」という言葉が飛び出します。
空気が悪い北京では、そんなに「青い空」が話題になるものなんだろうかと、不思議に思って会話を聞いていると、みんなで集まって飲んでいた日本スタイルの居酒屋を経営する社長さんが、「青い空が何度かうちの店にやってきて、前回は鳥塚さん、その席に座ったんですよ。」なんて言う。
それを聞いたほかの人たちが、「へ~、そうなんだ。それはすごいね。」と答えているもんですから、私としては「???・・・」
いったい何のことだろうか?
そう思って不思議そうな顔をしていると、その居酒屋の社長さんが、
「日本人でアオイソラっていうAV女優さんがいるんですよ。彼女は今北京に滞在していて、中国でものすごい人気なんですよ。」
と教えてくれました。
すると隣にいた人が、
「彼女のツイッタ―のフォロワーが中国に1500万人もいるんです。彼女は今、中国で芸能活動を開始していて、女優さんとして売り出し中なんですよ。」
そう言われるのです。
1500万人と言えば、東京都の人口より多いわけで、それだけの数の中国人(もちろん若い世代)が、日本の元AV女優をフォローしてるのですから、「知らなかった。」では済まされないような常識になっているわけです。
もっとも、50をとうに過ぎた私から見ると、AV女優なんてのはご縁がなくなって久しい存在ですから、アオイソラと言われても、「ああ、そういう人がいたかもしれませんね。」程度で、顔はもちろん、おっぱいの形も、出演作品も思い浮かばないのですが、日本に帰ってきて、インターネットで調べて見ると、確かに「蒼井そら」という名前でたくさん出てきます。
(ここではご紹介いたしませんのでご自身で調べてくださいね。[:ときめき:] )
日本の芸能人もいろいろなところで国際化しているようですね。
私たちの時代、バブルの頃には、ブルネイの王様が自家用機に何人ものAV女優を乗せてブルネイに連れて行ってしまったなどという話があったのを思い出しますが、今の時代はAV女優も中国や東南アジアのマーケットで、芸能人として立派に活躍していかれるんだと思うと、日本人として、男として、中国人と文化を共有できそうで、何だかとてもうれしくなりました。
とまあ、何とも落とし所のない、しょうもない話題で恐縮ではございますが、こういうことだって、実際に中国へ行ってみなければわからない世の中の動きなんです。
そして、一つだけ再確認できたのは、私にとっては「テツドウ」という硬い物よりも、「アオイソラ」のような柔らかそうな物の方が、やっぱり興味あるし、好きなんだということです。
「テツドウ」?
お堅い響きですよね。
皆様方はどうですか?
「アオイソラ」の方が本当は好きだけど、いま一つそちらの道に踏み込めない人が、鉄道ファンには多いのではないでしょうか。
ということは、鉄道ファンのマーケットにはそういう需要を開拓する余地もあるのではないか。
そこにいすみ鉄道にとってのビジネスチャンスがあるのではないだろうか。
これが、私の北京出張の結論でございます。
アオイソラちゃんのファンクラブ列車でも走らせてみたいものですね。
おそらく、いすみ鉄道応援団が全バックアップをしてくれることでしょう。
ね、団長、助役、バス君、ヤママサさん、横山、オオタケ、兄貴?
よろしく。
(おしまい。)

引用元について:
こちらの記事はhttps://www.torizuka.club/2013/08/31/%e5%8c%97%e4%ba%ac%e3%81%ae%e9%9d%92%e3%81%84%e7%a9%ba/より引用させて頂いております。