
ICRM
今日のタイトルのアルファベット4文字、何の略語かお分かりになるでしょうか?
大陸間弾道弾?
う~ん、惜しい! それはICBM。
正解は、Ice Cream ・・・実は今日・5月9日は
アイスクリームの日
なんですって。
ちょっと季節的に早い感じがしますが、今からちょうど150年前の今日・1869(明治2)年5月9日に、町田房蔵(ふさぞう)という人物が横浜の馬車道通りに開店した 『氷水屋』 で製造・販売を開始した・・・これを記念して制定されたそうな。
※ただし日本で初めてアイスクリームが販売されたのは、それより4年前の1865年のこと。
リズレーというアメリカ人が横浜の外国人居留地103番地(現・中区山下町103番地)辺りでアイスクリーム・サロンを開業しています。
また初めてアイスクリームを食べた日本人は、1860年に日米修好通商条約批准のため咸臨丸で渡米した使節団一行だったといわれています。
※咸臨丸に関する過去記事は、こちら。(↓)
サンフランシスコに到着した彼らがアメリカ政府の出迎え船・フィラデルフィア号に乗り換えワシントンに向かう船中で、アイスクリームが振る舞われたそうな。
使節団の一員・柳川当清(とうせい)が、航海日誌(柳川日記)に、
「珍しきものあり。 氷を色々に染め、物の形を作り、是を出す。
味は至って甘く、口中に入るるに忽ち溶けて、誠に美味なり。
之をアイスクリンといふ。」
と書き残しています。
そしてこの使節団の中に、房蔵が加わっていました。
当然彼もそのアイスクリームを口にして、感激したのでしょう。
帰国後、既に日本で馴染みのあった氷水(氷を細かく砕いて砂糖や蜜をかけたもの)と一緒に、アイスクリームを〝あいすくりん〟と名付けて製造・販売したのです。
さぞ爆発的な人気で飛ぶように売れた・・・かと思いきや、さにあらず。
当時はまだ製氷技術が確立されておらず、北海道の函館で切り出した氷を輸送しなければならなかったため、〝あいすくりん〟の価格は超高価。
1人前のお値段は2分・・・当時の女工の給料10日分、大工の日当2日分に相当し、現在の貨幣価値で8千~1万円(!)という超高級品だったため、買うのは殆ど外人さんだったとか。
今でこそコンビニやスーパーでは様々な種類のアイスクリームが安価で売られていますが、そうなるまでには紆余曲折があったのです。
さて、皆さんにとってアイスクリームといえば、どんな種類・メーカーの商品でしょうか?
昭和世代の私にとって、アイスクリームといえば・・・やはりコレ。(↓)。
子供の頃、遊んだ後に必ず食べた 『名糖ホームランバー』。
当時は一本ナント10円! いったい何本食べたことか・・・。
このアイス食べて、芯棒に〝当たり〟って書いてあると、もう一本貰えたんですょネ~。
これが日本で初めての当たりつきアイスの登場だったそうですが、友達の中には、当たりが出るまで10本以上意地になって食べてお腹壊したヤツとか、兄弟で結託してハズレの芯棒にサインペンで「当たり」って書いて持ち込み、店のオヤジにこっぴどく叱られて泣いて帰ってきたヤツもいたり・・・。
今になってみれば、友達は皆ワルガキばかりでした。
あっ、私はやってませんょ、そんなアホなことは!
小さい時から“良い子”だったんですから。
いゃ待てょ、そういえば弟を唆してやらせたこと・・・あったかな~?
ハーゲンダッツやらサーティーワンやら、今や美味しいアイスクリームが目白押しですが、今ナニ食べたい?って聞かれたら・・・。
私はやっぱり、この四角い“棒アイス”かなぁ。今でも1本50円前後で売ってるらしいんですょ、このホームランバー。
今日、コンビニで探してみようっと。
まだ当たりでもう一本とか、やってるのかなァ・・・。
こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-12365387174.html?frm=themeより引用させて頂いております。

