天 秤


今から12年前の2002年6月10日、大変個性的なフォームでファンを楽しませてくれた元プロ野球選手が66歳で天に召されました。

〝天秤打法〟だけでその選手の名が分かるのは、おそらく50歳代以上の方でしょうが・・・そう、


 近藤 和彦 


40歳代以下の方にはプロ野球ニュースの解説者としてお馴染みだと思いますが、今日は彼の十三回忌にあたります。


1936年に大阪府高槻市生まれの近藤氏は、古豪・平安高校から明治大学へ進学。


一塁手として、同い年の長嶋茂雄氏と共に東京六大学リーグを盛り上げ、1958年に大洋ホエールズに入団。


痛めた左肘の負担を減らすために剣道の構えからヒントを得た、両手を離して左手をバットの中程を持つ独特のフォーム()は、一年目のキャンプで思いついたのだそうな。

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現在のプロ野球で彼に近いフォームなのは、巨人の松本選手くらいでしょうか?


天秤打法を編み出した近藤選手は、1年目から1軍のレギュラーに定着し打率2割7分、ホームラン13本を放つ活躍。


そして1960年には打率3割1分6厘をマーク、球団創設以来万年Bクラスだったホエールズのリーグ初制覇・日本一に貢献しました。


野球少年だった私は、巨人-大洋戦のテレビ中継で見た近藤選手のフォームを面白半分に真似たことを憶えています。


首位打者こそ獲れませんでしたが、1973年に引退するまで16シーズン通算打率2割8分5厘、安打数1,736本は、一流のバットマンと言っていいでしょう。


また自らも鈍足と認めながら盗塁王を1回獲得するところなどは、非常にクレバーな選手だったことを伺わせます。


それ故に引退後もコーチや2軍監督を務められ、テレビ解説は理論的で分かりやすかったのかもしれません。


そういえば近藤氏の他にも、一本足打法の王貞治氏、神主打法の落合博満氏、振り子打法のイチロー選手等々・・・独特もフォームを編み出した選手には、記録と記憶双方を残した名選手が多いですょネ。

やはりコーチに言われるままでなく、強い信念と粘り強い創意工夫で個性豊かなバッティング・フォームを作り上げる選手は一流、ということでしょうか?


人気低迷が続くブロ野球界に、新たな個性派プレーヤーの出現を願いつつ、元祖・変則打法でプロ野球人気を支えた近藤氏のご冥福をお祈り致します。笑3



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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11194062194.html?frm=themeより引用させて頂いております。