ねじれ

『ねじれ国会』・・・現在の政局もそうですが、衆議院で政権与党が過半数を抑えているのに、参議院で野党が過半数を獲得している状況を指すことは、皆さんもご存知の通り。


戦後政治において初めてこの状況に陥ったのが、今から12年前の今日・1989年7月23日に行われた第18回参議院議員選挙で与党・自民党が大敗、民主党ら野党が非改選を含め過半数を大幅に上回る149議席を獲得した時でした。


この前年に消費税率が3→5%に引き上げられ景気の後退が顕著になったことで、当時の橋本内閣に対する不信感が強くなったことが最大の原因といわれています。


この選挙結果を受けて同月末に新聞に初めて登場したのが、『ねじれ国会』 という造語でした。


自民党はその翌年に自由党・公明党との(自・自・公)連立に成功し一旦はねじれを解消したものの、2007年の参院選で敗北を喫し再びねじれ状態に。


そして与野党逆転で民主党が政権の座を掴んで間もない昨年、与党・民主党が大敗を喫して今度は逆ねじれ国会となり、現在に至っています。

            ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-衆議院 本会議場

解散がなく議員が長期安定的に在任することから、政権選択に捉われず審議できるため〝良識の府〟、また衆議院で可決した議案を再審議する場として〝再考の府〟とも呼ばれる参議院。


しかし、ねじれ現象が度々起こるようになったここ10年来の政治の実情を見るに、私はその良識(?)や再考の府が、むしろ政治の混迷・遅滞化を招く元凶になっていると思うのです。


予算や条約に関しては衆院で議決後60日経過すれば参院が否決しても自然成立するとはいえ、その他の法案については一旦参院で否決されると衆院で2/3以上の賛成多数が得られないと成立できません。


実際、これまでのねじれ状態の中で廃案になった法案が数多くあります。


戦後日本国憲法が施行されてから約65年間変わらぬこの二院制は、ネット化により情報量・伝達スピードが圧倒的に進化した現代に、果たしてマッチしているのでしょうか?


国民主権であるはずなのに、ねじれ状態になった国政は「国民不在の政局争い」 に終始しているように私には見えますし、またスピード勝負の外交・経済問題に関しては、完全に後手を踏む要因になっている感すらあります。うー


様々な功罪はあるでしょうが、私は現在の国際情勢や国民性、そして政治家のレベルを考えれば、一院制の方が我が国にとってベターだと考えます。


アメリカ・イギリスは同じ二院制を採用していますが、下院が日本の衆議院よりも強い権限を持っており、〝ねじれ停滞状況〟にはならないとか。


参議院を廃止すれば、議員に対する歳費・文書通信交通滞在費だけで年間80億円以上、更に議員会館等の固定費を換算すれば相当な節約になります。

もっとも、国会議事堂が半分空き家になりますが・・・。冷や汗


各党は議員定数削減を嘔っていますが、参院を廃止すれば一気に国会議員の総人数は2/3になるのですから、これぞ一石二鳥だと私は思うのですが・・・如何でしょうか?



               ペタしてね



こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10874596889.html?frm=themeより引用させて頂いております。