アメリカン・ヒーロー

100年以上に及ぶ映画の歴史。 その間には様々な名優が誕生してきましたが、中でもアメリカを代表する俳優といえば、皆さんは誰の名前を挙げますでしょうか?

私の中では、この俳優の名前は確実に入ります。

 ジョン・ウェイン

 ( John Wayne

20世紀ハリウッド映画を代表する、といっていい名優ですょネ。

『マディソン郡の橋』 で有名になったアイオワ州ウィンターセットで1907年に生まれたジョンは、海軍兵学校を卒業後、南カリフォルニア大学に入学しフットボールに熱中。

しかしケガで選手生命を絶たれてしまった彼は、大学在学中から映画スタジオの大道具係として働き始めます。

1928年に端役として役者デビューを果たした彼は、なんとその2年後には 『ビック・トレイユ』 という大作の主役に抜擢されます。 この時に監督からジョン・ウェインの芸名をもらったのですが、残念ながらこの映画はヒットせず、以後彼は不遇の時代を長く過ごすことになります。

そんな彼を一躍スターダムに押し上げたのは、その不遇時代から親友として付き合っていたジュン・フォード監督の 『駅馬車』 (1939年)に主演したことがキッカケでした。

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-駅馬車

                     < 駅 馬 車 >

この映画の大ヒット以降、フォード監督=ジョン・ウェインのゴールデン・コンビは35年間で 『黄色いリボン』 『静かなる男』 など、20作品以上を生み出しました。

日本における黒澤明監督=三船敏郎コンビとよく似ていますネ。

1969年に、『勇気ある追跡』 で念願のアカデミー賞・主演男優賞を獲得。 

その後も精力的に活躍を続けたジョン・ウェインが胃ガンでこの世を去ったのが、ちょうど今から30年前の今日・1979年6月11日のことでした。

最近の俳優は実に細かい心理描写を演技で表現していますが、そんな中で身長193㎝と大柄なウェインの豪快な演技を観ると、却って新鮮に感じます。

まさに〝古き良き、そして強いアメリカ〟を象徴する俳優といえましょう。

あ~、久しぶりに 『駅馬車』 を観たくなってきました。笑2

そういえばこの西部劇史上に名を残す名作・・・先住民(インディアン)に対する差別的描写があるために、現在アメリカでは公的な場所で上映されないのだそうです。驚き顔

これも時代の流れですねェ。


             

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