
タツタ
バケツをひっくり返したような集中豪雨が降った咋夜、スーパーのお惣菜コーナーで夕食のおかずを物色していたら、美味しそうな 『竜田揚げ』 が並んでいました。
(あぁ~、ウマそうだなァ。 でも揚げ物は控えなきゃ・・・我慢、我慢。)
と思いつつスルーしたんですが、何故かその時フッと思ったんです。
(そういえば、タツタ揚げってどうして〝竜田揚げ〟って言うんだろ?)
何を今更って感じですが、気になると居ても立ってもいられない性分でして・・・帰宅後調べてみました。
竜田揚げの 「竜田」 は、奈良県を流れる竜田川が語源なんだとか。
〝千早振る 神代もきかず 竜田川 かられなゐに 水くくるとは〟
百人一首に選ばれた在原業平の歌にもあるように、竜田川は紅葉の名所。
竜田揚げは肉・魚等を醤油とみりんで作ったタレに漬けこんで下味をつけ、片栗粉のみで揚げた料理。
その揚がった時の赤胴色と所々にある片栗粉の白い部分が、紅葉の流れる竜田川の様子に似ていることから名付けられたのだそうです。
いやァ、意外と風流な語源なんですネ。
ここまで調べたところで、もうひとつ素朴な疑問が湧いてきました。
(じゃあ、カラ揚げの〝カラ〟は?)
まさか 「カラッと揚げるから」 なぁんて、安直なネーミングじゃないでしょうねェ。
カラ揚げとは、鶏肉などの食材に小麦粉や片栗粉をまぶして揚げたもの・・・衣をつけないで揚げるから〝空揚げ〟という説。
そしてもう一つは、当時の中国=「唐」から伝わった揚げ物料理だったことから、これを略して〝唐揚げ〟という説。
まぁ、個人的には〝空〟だと中身がスカスカしているような感じですから、〝唐揚げ〟の方がベターだとは思いますが。
・・・じゃあ 「とんかつ」 のかつ、カツレツの語源は何なんだ?
ぬぁ~、もうキリがない!
こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10367528410.html?frm=themeより引用させて頂いております。

