
チシャ
表題の奇妙なカタカナの意味、お分かりになるでしょうか?
我が故郷・信州の高原で栽培され、サラダでよく口にする野菜・・・そう、
〝 レ タ ス 〟
の和名なんです。
一口にレタスといっても、玉レタス・葉レタス・立ちレタス・茎レタスと大別しただけで4種類もあるとか。
よくスーパーで売られている固い玉レタスは「クリスプヘッド型」と呼ばれるもので、柔らかく結球する 「バターヘッド型」 のレタスは、通常サラダ菜として売られています。
葉レタスの代表的なものが、サニーレタス。
日本では立ちレタス・茎レタスは殆ど栽培されていないのだそうです。
明治時代初期に輸入されたという玉レタスですが、名産地の信州に生まれ育った私は子供の頃レタスが食卓に並んだ記憶は殆どなし。
きっと当時は高級野菜だったんでしょうネ。
レタスの語源は、ラテン語の 「生乳」 という意味の言葉からきているそうですが、それは新鮮なレタスを切ると白い液体 (ラクチュコピクリン) が出ることからきているそうで、和名のチシャも 「乳草」 を縮めたものだとか。
で、この白い液体には催眠・鎮静作用があるといわれており、韓国ではクルマの運転前には食べてはいけないといわれているそうな。
ドライバーさんは、あまりレタスサラダを大量に食べない方が無難かもしれません。
さて、そんなレタスはチャーハンに入れることがあるとはいえ、殆どの場合はサラダで食すのが一般的。
そんな中で、この寒い時期にオススメなのは〝豚レタス鍋〟。
これは昔お世話になった方の奥様に教えてもらったんですが、実に簡単かつ美味しい料理法なんです。
材料はしゃぶしゃぶ用の豚肉スライスにレタスだけ。
(ちなみに我が家では、夫婦2人で玉レタス丸々1個使います。)
土鍋に水(と日本酒)を入れて煮立たせた中に豚肉とレタスを入れてサッと茹で、それをすった生姜を入れたポン酢につけて食べると、実に美味しくて体も温まるんです。
生で食べると少々苦みのあるレタスも熱を通せば気になりませんし、お好みで、豆腐やえのき茸などを入れてもOK。
是非一度、お試しあれ。
こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11159549242.html?frm=themeより引用させて頂いております。

