
ピーチ
食欲の秋、そして果物の秋。
スーパーには美味しそうな果物がたくさん並んでいますネ。
我が家では、女房が好きなので良く桃を買います。
私が子供の頃、桃は結構実が固くてあまり甘くなかったため、缶詰で買った白桃・黄桃をよく食べた記憶がありますが、最近は品種改良が進んだせいか実に柔らかくて美味しいですょネ。
ただ傷つきやすいので、家まで持って帰るのに気を使うのが難点ですが・・・故・伊丹十三監督作品の 『たんぽぽ』 という映画で、老婦人がスーパーに並ぶ桃を指でギュッと押して商品をダメにするシーンを、私はスーパーで手に取るたびに思い出してしまいます。
(もしかしたら 「やってみたい!」 っていう潜在的欲望があるのかも?)
バラ科に属する桃は、中国が原産地。
日本には弥生時代に伝わり、平安時代には水菓子といわれ珍重されていたそうですが、当時は薬用・観賞用だったといわれており、食用として出回ったのは明治時代以降なのだとか。
生産量日本一は山梨県。 続いて福島、我が故郷・長野が第3位。 以下和歌山、山形がベスト5だそうですが・・・「桃太郎伝説」発祥の地といわれる岡山県が入ってこない、ってのは皮肉、というか意外です。 (といっても第6位なんですけどネ。)
ところでこの桃に関して、私は以前から不思議に思っていたことが・・・。
「リンゴや梨にはないのに、どうして桃にはスジが入っているの?」
調べてみたら、この割れ目は 「包合線」 というものだそうで・・・割れ目内部には養分を運ぶ線があり、運ばれる養分によって周囲は太っていくのですが、包合線自体は成長が悪いために凹んだままになるのだとか。
そういえば、同様に種が大きい梅や杏にも、このくぼみがありますょネ。
それから、「桃色」 というと、セクシーなイメージが強いですが、欧米では桃=〝peach〟って女性の褒め言葉に使うんだそうですネ。
“ You’re a peach.”
は、「君はとても素敵な人(健康的な美しさを持つ女性)だ!」 という意味になるのだとか。
試しに昨夜、女房にそう言ってみたら、
「アンタ、何ワケの分からないこと言ってんの?
はいはい、ど~せ私はお尻が大きいわョ!」 バキッ
・・・い、いや、お尻の形がどうこうじゃないんだってば!
あっ、ついでにもうひとつ。
“ You’re a lemon.”
なんてウッカリ言うと、真逆の意味になるそうです・・・くれぐれも〝桃〟と〝レモン〟の使い方をお間違えのないように!
こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10333755721.html?frm=themeより引用させて頂いております。

