ミレニアム


〝ミレニアム〟・・・何だか懐かしい響きですネ。

今から10年前には盛んに使われたこの単語も、今ではすっかり死語(?)になった感があります。

その10年前の今日・2000年7月19日、〝ミレニアム〟を象徴するような物が世に登場したのですが、それは何だったでしょうか?

正解は・・・こちら! (

          ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-二千円札

そう、『2千円紙幣』 なんです。

小渕総理大臣(当時)の肝いりで、西暦2000年と沖縄サミットを記念して42年ぶりに発行された新・日本銀行券。

表面に沖縄・守礼門、裏面に源氏物語絵巻が描かれ、触るだけで盛り上がりが分かる 『深凹版印刷』 や見る角度によって光沢を目視できる 『バールインク』、また日本銀行総裁印に紫外線をあてると橙色に光る等々、当時最先端の偽造防止技術を集約したハイテク紙幣でした。

日本銀行は、その後10億枚の発行を予定していましたが、市場では思ったほど流通せず・・・2004年度に5億枚を超えたものの、それからは減少の一途を辿り、現在では1億枚程度にまで落ち込んでいるのだとか。

確かに一時期、コンビニで買い物すると 「お釣りに2千円札をお入れしてよろしいですか?」 なんて言われたり、ATMで千円単位の引き出しをすると頼みもしないのに入ってきましたが、今では全くと言っていい程そんな場面に遭遇しません。

デザイン的には高級感もあって良いお札だと思うのですが、何故これほどまでに流通しなかったんでしょうか?


よく言われるのが、「〝2〟という、割り切れる数字が嫌われたから」 という理由。

確かに結婚式の引き出物などに使われる食器セットは5脚セットが一般的。

それまで流通していた紙幣は1千円・5千円・1万円と全て奇数ですし。

しかし世界的には、〝2〟のつく紙幣を使用している国は約8割に上るそうですから、やはり日本特有の〝数字感覚〟なのかもしれません。

まぁ個人的には、流通しなかった最大の理由は 「殆どの自販機で使用できない」 ことだったと思うのですが。

当初新札発行の際には、自販機の交換等で景気刺激を促す・・・なんて政府が言っていた記憶がありますが、当時は銀行の貸し渋りなどで景気が悪く、とてもそんな設備投資をする状況ではなかったはず。

政府筋の経済感覚が、世間のそれといかに乖離していたか・・・皮肉にもそれを証明した感があります。

私自身、一度財布の中から千円札を何枚か出した時、殆ど同じ大きさだったため中に1枚混ざっていた2千円札を気付かずに相手に渡してしまった・・・という苦い経験がトラウマになっているのも事実です。

今や日常生活で殆ど目にすることがなくなった2千円札・・・このお札がお好きな方は、日本銀行那覇支店で『二千円札大使』 を募集しているそうですから、是非応募してみては如何でしょう?

・・・あっ、私は遠慮しますけどネ。あせあせ



                ペタしてね







こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10506600046.html?frm=themeより引用させて頂いております。