ラスト・シーン

2012-07-02 07:07:07
テーマ:

皆さんは、この人物をご存知でしょうか?


 フランクリン・J・シャフナー 

 Franklin James Schaffner

若い方には馴染みのない名前かもしれませんが、彼の作品はどなたでもご存じのはず。


『猿の惑星』・・・最近リメイクもされた、映画史上にその名を残す秀作のメガホンをとった方なのですが、今日はこの名監督の命日にあたります。


シャフナー氏は1920年に父親が宣教師だった関係で布教先の東京で生まれ、幼少期を日本で過ごしました。


その父が亡くなったため帰米。 

コロンビア大学で法律を学びましたが、第二次世界大戦が勃発してヨーロッパ・北アフリカ戦線に従軍し、そのご諜報機関にも所属経験がありました。


帰国後CBSに入社し、テレビ業界へ。


そこで 『十二人の怒れる男』 や 『弁護士プレストン』 などの演出を手掛け、4度もエミー賞を受賞。


1963年に映画監督になり、5作目に手掛けたのが冒頭の 『猿の惑星』 (1968年公開) でした。

 

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草

CGなんて存在しない半世紀近く前、猿1人(?)当たり3~4時間かかったという特殊メイクと猛暑の砂漠ロケという過酷な製作環境でしたが、その斬新なストーリーは当時大きな衝撃を人々に与えました。


私も劇場で観ましたが、ベン・ハーでも好演した主役のチャールトン・ヘストンが、辿り着いたこの惑星が地球だったことを悟ってガクッと肩を落とすラスト・シーン・・・海辺に胸元まで埋まった自由の女神の映像は、未だに忘れられません。


この作品の2年後、『パットン大戦車軍団』 で監督賞を含む7部門でアカデミー賞を受賞したシャフナー氏は、一流監督の地位を確立。


1987年から、今から23年前の今日・1989年7月2日に69歳で亡くなるまで全米監督協会の会長を務め、現在でも同協会が授与する功労賞のひとつに〝フランクリン・J・シャフナー功労賞〟が設けられている、映画界の重鎮でした。


私にとって最も印象深い同監督の作品は『パピヨン』 Papillon 1973年)。


『大脱走』 よろしく、執拗に脱走を企てる主役・パピヨンを演じたS・マックィーンの演技と映画音楽は秀逸でしたが、忘れられないのはラスト・シーン。


自作の筏(?)に乗って、一人海を漂うシーンなのですが・・・何とその筏を海中に潜っているダイバーが支えているのが写り込んでいるではあ~りませんか。ダメだぁ顔

臥龍点睛を欠くというか・・・ジーンとして観ていた私は、最後の最後でズッコケてしまいました。

にとって、良くも悪くもラスト・シーンが忘れられない映画監督のご冥福をお祈り致します。笑3



               ペタしてね

こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11213574235.html?frm=themeより引用させて頂いております。