不適切

今から13年前の今日・1998年8月17日、(おそらく)史上最も情けないアメリカ大統領のTV会見が放送されました。

第42代大統領ビル・クリントンが、ホワイトハウス実習生 (※政府高官を目指す者の多くが経験する、ホワイトハウスで業務の手伝いをする無給のアルバイト) だったモニカ・ルインスキー嬢との

〝不適切な関係 (relationship that was not appropriate)〟

を認めたのです。

これを 「ふしだらな関係」 と言わないところが、何とも絶妙ですねェ。あせあせ

クリントン氏はかなりの女性好き (あるいは女難の相?) だったようで、元々は彼がアーカンソー州知事時代に当時部下だったポーラ・ジョーンズ嬢にセクハラで訴えられたのがケチのつき始め。

この捜査の過程で、ルインスキー嬢との不倫関係が明るみに出て、彼女がこの件で友人に相談した電話録音が公表され、当初否定していた大統領も万事休す・・・一転して事実を認める会見をしたわけです。

おかげで彼は、大統領として史上2人目の弾劾裁判の被告人に。

しかし現国務長官のヒラリー夫人が (本当かどうかは分かりませんが ) 「夫を許す」 という太っ腹な声明を出し、弾劾裁判も上院で否決され、結局彼はその後任期まで大統領を務めました。

              ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-Bill Clinton and Monica Lewinsky

一方のルインスキー嬢も中々に強か。

翌年に暴露本 『モニカの真実』 を出版してベストセラー、更にはTVCM出演や自らの名をブランドにしたバッグを通信販売するなど、しっかり儲けています。

やっぱり、女性は強い!? 冷や汗

ところで当時私が意外だったのは、この事件に関する米国民の反応。

この会見の2ヶ月後に行われた世論調査では

 ◆ 大統領は辞職すべき          30%

 ◆ 任期まで続けるべき           67%

 ◆ 大統領の仕事を評価する        63%

と、7割近くの支持を得ているのです。

日本に置き換えれば、総理大臣が官邸内で 「若い女性といちゃついた」 とテレビで認めたと同じこの事件。

以前、女性から交際を暴露されただけで辞任した〝3本指〟総理大臣がいましたが、もしこんな事態になったら支持率は一気に急落、辞任は避けられないでしょう。

ところが米国民は、「職務をキッチリやってくれれば、下半身・プライベートは別の話」 という意識のようです。

実際、当時クリントン大統領の経済政策は成果を挙げ、財政黒字も達成していまいたし・・・。

日本はとかく政治家に〝クリーン〟なイメージを求めますが、私は 「クリーンで無能」 より、「ダーティーでも有能」 な政治家を買いますネ。

だって政治家だって人間・・・神様じゃないんです。

要は国土・国益を守り、国民生活を豊かにしてくれればいいんですから。うー

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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10891025706.html?frm=themeより引用させて頂いております。