世界タイ

あらゆるスポーツの中で、最もシンプルかつ客観的な記録で結果が出る種目といえば・・・陸上競技でしょう。

8月にはベルリンで世界陸上が開催されますが、その陸上競技の〝華〟といえば、やはり男子100m。

「世界一速い男」を決める、僅か10秒足らずのレース・・・今までも数々のドラマを生んできました。

残念ながら、現在の日本選手は世界レベルからかなり引き離されていますが・・・実はこの100mで、嘗て世界タイ記録を出した日本人がいたことをご存知でしょうか?

今から74年前の今日・1935(昭和10)年6月9日、甲子園競技場で開催された 『関東・近畿・フィリピン対抗戦』 に於いて、10秒3の世界タイ記録を出したのは・・・

 吉岡 隆徳 選手

そう、〝暁の超特急〟といわれた、日本を代表するスプリンターでした。

実はこの時、4人の計測員が使用したストップウォッチは10秒2が2人と10秒3が2人だったそうです。本来は3人で計測するべきところを何故か4人で計測したため、遅い方の10秒3を公式記録としたのだとか。 もし規定通り3人で計測して、内2人が10秒2であれば、規定上は世界新記録の誕生だったのです!ダメだぁ顔 オシイ!

            ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-吉岡隆徳
             

信号待ちをしている時も、蒼に変わった瞬間に身体が反応する訓練をするなど、人生の全てを陸上に捧げた吉岡選手・・・その後も再度同記録を出し、翌年のベルリン・オリンピックではメダルを期待されたものの、国民の期待があまりに重かったのか、予選敗退に終わります。 

その後広島で被爆をされましたが、自らの日本記録を破ることになる飯島秀雄選手など、多くの更新を育て、日本陸上界に多大な貢献をされました。

ご存知の通り、現在の男子100mの世界レベルは10秒切るのが当たり前。 

しかし残念ながら日本記録は10年前に伊東浩司選手が出した10秒00、未だに9秒台を出した日本人がいない状況です。

世界記録は、去年の北京五輪でウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)が、ゴール前で流しながらも叩き出した9秒69


では、その〝余裕の走り〟をご覧下さい。(

ボルト選手は、身長196cmの恵まれた体格の黒人選手。 対して吉岡選手は165cmの小柄な日本人。 

しかも吉岡選手が活躍したのは、スターティング・プロックもない土のトラック、そして粗悪なスパイクシューズの時代。

でも、もし彼に現代科学の粋を集めた羽根のように軽いスパイクシューズを履かせて、全天候トラックを走らせたら・・・9秒台が出せたかもしれませんネ。

地上最速の動物・チーターは100mを3秒で走り抜けますが・・・果たして人類の限界記録、貴方は何秒だと思いますか?笑2



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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10246932874.html?frm=themeより引用させて頂いております。