五目並べ <番外編・上>

今週の拙ブログは 『思い出の五目並べシリーズ』・・・中一日空けて、再び〝D社長〟の登場です。 笑2


1ヶ月にわたる冷戦の後、「雨降って地固まる」 じゃないですが、何となく以前より仲が良くなった(?)D社長と私。


な~んて思っていたら・・・それから数ヶ月経ったある日の夕方、外回りを終えてオフィスに戻ると、私とペアを組んでいた女性社員の目が泣きはらしたように真っ赤。


「どうした? 何かあったの?」 と聞いても黙って俯くばかりの彼女。

しかしどうにも気になってしつこく尋ね、ようやく事態が判明。


私が帰ってくる小一時間前にD社長が来て、書類の記入方法を巡って彼女と押し問答になり、挙句に彼女を罵倒して出て行ったとの事。


かつて日本陸軍の軍人だったD社長、怒ると手がつけられないというかちょっと怖いくらいの迫力がある御仁。


その勢いで若い女性を怒鳴りつけるなんて・・・しかも話を聞けば、非があるのはD社長の方。


またまた頭に血が上った私は、「あのオヤジ、そんなこと言いやがったのか。 ちょっと事務所に行って来る。」 と、彼女が制止するのも聞かずにオフィスを飛び出しました。


「D社長、います? ちょっと五目並べでもしましょ~か?」 

そう言ってD社長の事務所に入ると、


「おぉっ、珍しいこともあるもんだ。 こんな時間にお前からやりたいなんて。

 いいょ、やろうじゃないの。」

          ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-五目並べ

そして1勝1敗で迎えた3局目・・・碁石を手にしながら、おもむろに私が口を開きます。


「そういえば、社長。 さっきウチの事務所で女の子泣かしたんですって?」


「あ、ああ。 ちょっと生意気な事言いやがったからな~、キツく言ってやったんだ。」


「ふ~ん。 で、社長・・・どっちの言い分が正しいと思ってます?」


「そりゃ、お前・・・。」 口ごもる社長。


「なぁんだ、さすが社長。 ちゃ~んと分かってんじゃないですか。

いい歳して、自分の孫みたいな年頃の女の子泣かしたまんまじゃ、男が廃るってもんじゃないですか?」


「じゃ、どうすりゃいいんだョ。」


「そりゃあ、明日にでも彼女の好物を差し入れて、一言ゴメンっていえばいいんじゃない?」


「おい、オレに謝れってか? バッカヤロ~、そんなことできるワケないだろ!」


「そうっすか? まぁ、ワタシャ無理にそうしろとは言いませんが・・・ちなみに彼女の大好物、高島屋の地下で売ってる○○○ってケーキですけどネ。 


おっと、これで四・三の出来上がり~、私の勝ちですョ。 

これで2勝1敗の勝ち越し、ちょうどキリがいいんで帰りますワ。j


「なんだ、お前。 それを言いにわざわざ来たのか? 

お前みたいな若造に説教されるほど耄碌してないワ。 帰れ帰れ!」

茹でタコみたいに顔を真っ赤にして叫ぶ社長。


「あれっ、怒りました? はいはい、言われなくても帰りますって。」

そういって逃げるように事務所を出た私。


さぁて、またひと悶着・・・冷戦再開か?



      ・・・・・To be continued ,again!?



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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10618263802.html?frm=themeより引用させて頂いております。