代 表

選手団用の公式ブレザーを着崩して空港に現れ、その上ナメた態度で記者会見を行って顰蹙を買った、スノーボード日本代表・国母選手の一件。

既に複数のブロガーさんが記事にされ、いくつかコメントをつけさせていただいたのですが、あらためて私の考えを書かせていただきます。

一部には、「あれはスノボ選手のファッションだ」 とか、「若者の自己主張だ」 などと擁護する意見、また「彼の実績を知らずに批判するな」 という反論もあるようですが、私に言わせれば

「冗談じゃない!」

の一言です。

ではスノーボードの選手はよくても、ジャンプやフィギュアの選手は許されない、ということでしょうか? それにオリンピックの出場選手なら誰もが実績を持っているから代表になっているのであって、彼だけが特別なわけではないでしょう。

実際 「彼と同じだと思われたくない」 という困惑のコメントを出したスノーボード選手もいますし、また同じ行動を取った他国の選手は伝わってきません。

物事には〝T・P・O〟というものがあるはず。
ディズニーランドに遊びに来た学生などと、同レベルで語らないで欲しいです。

彼を擁護する方にお聞きしたい・・・もし貴方が経営者もしくは人事採用担当だったら、面接にあの格好で現れ、舌打ちして「うっせ~な」などと口走る若者を採用するのですか?

あるいは、自社の社章をつけたりユニホームを着た部下が、あの着こなしやふてくされた態度を取ったとしたら、「いやぁ、これも彼の個性ですから」 と、上司としてお客様の目の前で擁護できるのですか?・・・と。

私は個性以前、競技の実力とは全く別次元の話だと思いますョ。

競技自体を楽しむのは大いに結構ですが、それとこれとは別でしょう。

日の丸をつけたユニホームを着用し、国費で援助を受け出場する〝代表の重さ〟を全く理解していない愚か者としか言いようがありません。

国旗をつけて人前に姿を見せるということは、代表すなわち 「自分の言動=日本人の典型・スタンダード」 という目で(外国の)人々から見られるということ・・・ファッション等の個人的な自己主張をする場面ではないはず。

以前拙ブログでも触れましたが、私も彼と同じ21歳の時に、日本代表選手として海外遠征をしたことがありました。

              ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-日本代表

今から30年前ですから、現在とは違って何とも地味(?)な服装ですが・・・それでも胸に日の丸をつけたブレザーを着た時は、全くマスコミに注目されない地味な競技であっても、周囲の目を意識して緊張しました。


成田空港に行く途中の電車内で、既に多くの視線も感じましたし。

送り出してくれたチームや家族に間違っても迷惑かけてはいけない、日本人として笑われてはいけない・・・そんな思いが強く、〝PLAYBOY〟の外国版をどんなに見たくても、空港で立ち読みすら出来ませんでした。あせあせ

翻って今回の国母選手の態度・・・JOCや出身校の東海大学を批判する向きもありますが、事前に服装規定について通達されていますし、子供の保護者じゃないんですから、それは少々酷な気がします。

(そもそも彼は、既に結婚して家庭を持つ大人です。)

私自身の経験からしても、根本的に親の躾や人格の問題でしょう。

(強いて言えば、国旗と道徳を軽視した現代教育の落とし子?)

21歳にもなって、いちいち監督に確認しなければコメントできないような記者会見での態度に、全てそれが現れているのではないでしょうか?

(久々に食品偽装事件の 「囁き女将の記者会見」 を思い出しました。)

15歳の女子中学生で、しっかり対応している代表選手がいるのですョ。

私が単なるお堅い小心者で、彼が大胆不敵な大物なのかどうか・・・その判断は読者の皆様にお任せしますが、少なくとも私は国母選手が仮に表彰台に立ったとしても全く祝福する気になりません。

それともう一点・・・「競技で信頼を取り返せ」 という意見をTVで口にするコメンテーターが複数いました。 これは 「勝てばよい、それで許す。」 と同義に取れますが、私は根本的に本筋を外れた考え方だと思いますし、全く同意できません。

せめて今回の騒動で自分がいかに同じスノーボードの選手や両親・学校に迷惑をかけたか、彼自身が身にしみて反省し人間的に成長してくれることを、そして明日からの競技で他のスノーボード選手に悪影響がないことを願います。

・・・それしても30年前の自分、痩せてたなぁ。
叫び



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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10458183874.html?frm=themeより引用させて頂いております。