全 曲

J・S・バッハが〝音楽の父〟といわれるのに対し、時として〝音楽の母〟と呼ばれるのは、G・F・ヘンデル

同時代にバロック音楽家として生きた二人ですが、主として教会音楽で活躍したバッハに対し、ヘンデルはオペラ等の劇場音楽を主体としていました。

その彼の作品で最も有名なものといえば、

〝メサイア〟Messiah

でしょうか。

ここ数年バッハにハマり、またその中で一時代前の名演奏家、カール・リヒターにも注目している私・・・先日CDショップで、そのリヒターが指揮するメサイアを見つけました。

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-メサイア


メサイアといえば 〝ハレルヤ・コーラス〟 が有名ですが、逆に言うとそれ以外の部分を殆ど聴いたことがない私は、これもご縁と思って買い求めました。

早速聴いてみたところ、「あれっ?」 と思ったことが・・・どうも歌詞がドイツ語ではなく、英語みたいなんです。驚き顔 エッ?

「ヘンデルはドイツ人なのに、何で?」

調べてみたら・・・ヘンデルは、42歳の時にイギリスに帰化しているんですネ。

その彼に、C・ジェネンズという聖書研究家であったイギリス人資産家が、自ら聖書から有名な詩句を適宜抜き出して三部構成に作り上げた歌詞に曲をつけることを依頼・・・僅か3週間余りで完成したのが、この 「メサイア」 なのだそうです。 

まぁ、それはともかくとして・・・今回、初めて全曲を通しで聴いた私は、ちょっと驚きました。

過去にダイジェストで聴いたハレルヤと、最初から通しでかけて第二部終盤に聴いたハレルヤとでは、音楽の盛り上がり(?)が明らかに違ったのです。

文章でうまく表現できないのがもどかしいのですが、とにかく身体への音の入り方というか心への響き方が、最初から通しで聴いた方が深かったんですネ。

野球やサッカー・ゴルフ等スポーツの試合でも、ニュースでダイジェストを見ることによって勝敗だけは知ることが出来ますが、その結果に至るまでのゲームの流れとか勝負のアヤは、最初から観戦していなければ分かりませんょネ。

それと同じように、音楽にも〝曲全体の流れ〟というものがあるのかもしれません。

クラシックの入門CDとして、有名な旋律の部分だけを集めたダイジェスト盤が発売されており、結構売れていると聞きます。 

確かによく耳にする有名な旋律だけを聴くことで、クラシック音楽に関心を持ってもらうことも大切ですが、やはり時間を取ってしっかり全曲を聴くことが本来の楽しみ方なのでしょう。

子供の頃から聴いているくせに、今更そんなことに気付いた中年クラシック・ファンの独り言でした。笑2



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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10275198785.html?frm=themeより引用させて頂いております。