反 復

2011-11-22 08:08:08
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今から83年前の今日・1928年11月28日、クラシックに限らず音楽界全体を見回しても殆ど例のない奇妙(?)な曲が、パリのオペラ座で初演されました。 

その曲名は、多くの方がご存知であろう、

 〝ボレロ(Boléro )〟

『展覧会の絵』(ムソログスキー)のオーケストレーションをしたことでも有名な、フランスを代表する作曲家モーリス・ラヴェル(1875-1937)の作品です。

この曲の何が特殊なのか?・・・それは約15分にわたる演奏が、同じ旋律とリズムをひたすら繰り返すだけ、という点にあります。

出だしは小太鼓が刻むスペイン舞曲風(↓)のリズムに合わせ、フルートが何ともアラビアチックで妖しげな旋律を静かに奏でますが、それから徐々に演奏する楽器が増えていき、オーケストラ全体で壮大なフィナーレを迎えるこの曲・・・実はバレエ音楽なのです。

       ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-Boléro

この曲は、ロシア・バレエ団出身のダンサー、イダ・ルビンシュタインの依頼で作られ、初演も彼の手により行われました。

この時の舞台は、1人の女性が踊り続けるうち徐々に興に乗ってきて、やがては周囲の人々も踊りに加わり、最後は大きな群舞に発展していくというものだったとか。

まさに曲想とマッチしていたわけです。

ルビンシュタインが保持していた1年間の演奏独占権が解除されるや、作曲したラベル自身の予想を覆して世界中のオーケストラがこぞって演奏したとのこと。

どうして同じ旋律を繰り返すだけの曲が人気となったのか?・・・その理由は分かりませんが、実は私自身もこの曲が大好きなんです。あせあせ

現在手持ちのCDは、この2枚。

     ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-ボレロ

右が金管が力強いシャルル・デュトワ=モントリオール交響楽団、そして左が私にとっての定番・均整の取れたカラヤン=ベルリン・フィル。

シンプルな曲だけに、指揮者やオケによってその演奏解釈の違いがはっきり表れ、聴き比べも面白いです。

一般的にテンポが早いカラヤンなのに、この曲に限ってはやや遅めというのも面白いところ。

多くの映画・ドラマ・CMでBGMとして使われている有名なこの曲を、8分強の短縮バージョンで妖艶なダンスと共にこちらでお楽しみください。(

 < http://www.youtube.com/watch?v=PQb9x6H3TlE
>



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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10987869341.html?frm=themeより引用させて頂いております。