
合食禁
要は 「悪い食べ合わせ」 のことを指す単語だそうで。
昔から様々な食べ合わせに関する言い伝えがあることは皆様もご存知のことと思いますが、先日某テレビ番組で面白い話を聴きました。
有名な 『合食禁』 に、〝ウナギと梅干〟がありますが、実はこの取り合わせ・・・悪いどころかむしろ良い取り合わせなんだそうです。 ヘェ~
現在と違って食品の保存技術が発達していなかった昔(江戸時代頃)、特にウナギは傷むのが早く庶民の口に入る頃には腐りかけている場合が多かったのだとか。
一方当時は梅干を食べるのが食習慣として定着していたそうで、傷んだウナギを食べてしまった人が腹痛を起こした際、一緒に食べた梅干との食べ合わせが悪いと信じてしまった・・・というのが真相だというのです。
実際には梅干の酸味が脂の消化を助け、また梅干のクエン酸とウナギのビタミンB1は夏バテ防止に効果が高い、相性の良い取り合わせなのだとか。
また昔から言われている〝天ぷらとスイカ〟・・・こちらはスイカの水分が胃酸を薄めるため油っこい天ぷらの消化を妨げるので、言い伝え通り食べ合わせは悪いとのこと。
その他、意外な 『合食禁』 をご紹介しますと・・・
◆ トマトとキュウリ
キュウリに含まれるアスコルビナーゼという酵素が、トマトのビタミンCを壊してしまう。 但し酢を加えるれば働きを抑えられるので、ドレッシングなどをかければOK!
◆ 魚と漬物
日本食ではよくある組み合わせですが、魚のタンパク質が分解されてアミンという物質に変わります。 これが漬物に含まれる亜硝酸と結合すると、体内でニトロソアミンという発ガン性物質に変化するとか。 ただし魚を食べる時にレモン汁などのビタミンCを一緒に摂れば大丈夫。
◆ 冷たいそばとナスの漬物・豚肉
夏場にはありがちな取り合わせですが、胃を冷やす冷たいそばと、同じく身体を冷やす効果のあるビタミンB1を多く含むナスの漬物や豚肉は、冷え性の女性には大敵!
・・・それからこれは特にこれからの季節、多くのお父さん方に気をつけていただきたい、いかにもありがちな取り合わせです。
◆ スイカとビール
双方とも殆ど水分ですが利尿作用もありますから、スイカを食べながらビールを飲み過ぎると急性アルコール中毒の危険性があります。
水泳前・入浴前に摂り過ぎると気づかぬ内に脱水症状を起こし、最悪の場合水死の危険すらあるそうですから、海水浴などの際はくれぐれもご注意を!
こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10588376876.html?frm=themeより引用させて頂いております。

