執 念

いつもより少し早起きして応援した、女子サッカーW杯決勝

2009年のWBC決勝・日本 vs. 韓国戦以来の感動的な試合でした。


今まで20回以上対戦して1度も勝てなかった世界ランキング1位のアメリカに、よもやこの大一番で勝利しようとは・・・。


誰が見ていても分かるように、体格差は歴然。

ボクシングで言えば、ミドル級とバンタム級の選手が戦っているような重ハンデ。


フィジカル面では圧倒的に不利な日本選手がひたすら粘り抜く姿は、あまりにも健気でした。


ランキング上位のアメリカが先制したのに必死で追いつき同点。

しかし延長戦で突き放されたところでは、見ている方の多くは「やっぱりダメか・・・」 と諦めかけたはず。


それを試合終了間際に澤選手のボレーシュートで再度追いつき、PK戦で気落ちしたアメリカを圧倒。


体格・実力差に勝る相手に2度も追いつくことが先行逃げ切りの何倍も難しいことは、スポーツ経験者ならお分かりになることでしょう。


おそらくサッカーコミックでこんな試合展開にしたら、わざとらしくて誰も相手にしてくれないような、劇的かつ快心のゲーム・・・もう現時点で男女を通じて年間最高試合に決定してもいいのではないでしょうか。


奇跡的な勝利をもたらしたのは、日本選手の勝利に対する執念がアメリカを上回っていた・・・としか言いようがありません。

          ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-優勝

さて、大きな感動を与えてくれたなでしこジャパンでしたが・・・この女子サッカーW杯がドイツで開催され、日本チームが出場していることを開幕当初から知っていた方は、果たしてどれくらいいたのでしょう。


予選リーグを勝ち抜き、開催国ドイツに勝ったあたりから、急にマスコミが取り上げ出して一気に注目が集まった・・・というのが実態だったのでは?


男子のW杯とは、当初マスメディアの扱いは雲泥の差でした。 


日本の女子選手が驚く程の低収入で頑張っていたり、何人もが海外リーグで活躍しているなんて、殆ど知られていなかったと思います。


MVPになった日本の大黒柱・澤選手でさえ、月収30万円程で頑張っていた時期もあったとか。


今まで不遇な環境で頑張ってきた彼女たちの粘り強さが、そのまま発揮された昨日の試合・・・快心というより気力で捻じ込んだ2つの同点ゴールは、〝可憐ななでしこ〟というより〝雑草の逞しさ〟を私達に見せつけてくれました。


彼女たちの頑張りを見るにつけ、私にはひとつのお願いがあります。


日本サッカー協会では特別ボーナスを選手達に支給する意向のようですが、一時的な報奨金支給だけで終わらせないで欲しいのです。

少なくとも、世界一の栄冠を勝ち取ったトップクラスの選手達がアルバイトをしなければ食べていけないような環境は、是非改善していただきたい。


またマスメディアも帰国後しばらくは選手やその家族を追いかけ回すのでしょうが、決して彼女たちを一発芸人と同じような扱い・・・一時のお祭り騒ぎだけで終わらせないで欲しいのです。

注目し続けることこそが、日本の女子サッカー界の底辺拡大や待遇改善に繋がるのですから。


彼女たちの粘りと活躍が、被災地を含め日本を元気づけてくれたことに、心から感謝します。


なでしこジャパン、おめでとう! そして感動をありがとう! 扇子



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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10957061170.html?frm=themeより引用させて頂いております。