変 人

2011-07-01 07:07:07
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昨日に引き続き、総理大臣の話・・・ではありません。あせあせ


まずは、こちらをお聴き下さい。 (↓)


< http://www.youtube.com/watch?v=JHJZBrLrZZw
>

穏やかというか、けだるいというか・・・何とも言えぬ旋律ですが、TV番組や飲食店のBGMとして多くの方は聴き覚えがあることでしょう。


しかし曲名をご存知の方は、あまりいらっしゃらないかも・・・。


今日・7月1日は、この〝ジムノペティ〟という作品を世に出した

    エリック・サティ
 (Erik Alfred Leslie Satie

という、フランスが生んだ〝異端の作曲家〟の命日にあたります。


1866年、同国・オンフルールに生まれたサティは、6歳の時に母親が亡くなったため祖父母に預けられ、その祖父が彼に音楽を習わせました。


1879年にパリ音楽院に入学。 

在学中に冒頭の〝ジムノペティ〟などのピアノ曲をいくつか発表したものの、学校の水が合わず退学・・・酒場でピアノを弾くことに。


その後は薔薇十字教団聖歌隊長に任命されたり、急進社会主義委員会に入党したりしますが、1925年7月1日に肝硬変により59歳でこの世を去りました。

             ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-Erik Alfred Leslie Satie

写真を見る限り堅物の大学教授風のサティですが、「犬のためのブヨブヨした前奏曲」 などヘンテコな曲名をつけるなど、良くも悪くも相当変わった人物ではあったようです。


教会旋法を取り入れたり、調子記号や小節線のない楽譜を書くなど、その音楽は自由奔放。 しかしその作風は、ドビュッシーやラヴェルら印象派の音楽家にも影響を与えました。


あまり一般には知られていない作曲家といえるサティですが、意外(失礼)にも彼の名がギネスブックに載っているんです。


「世界で最も長い曲」 の作曲者として・・・。


曲名は、〝ヴェクサシオン(Vexations )〟


実は私、この曲の楽譜を持っているんです。

世界一長いというからには、楽譜も電話帳程の厚さがある・・・と言いたいところですが、実はたったの一枚。(

            ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-ヴェクサシオン

なんでこれが?・・・と思うでしょうが、実は楽譜の冒頭に

「このモチーフを連続して840回繰り返し演奏するためには、大いなる静寂の中で真剣に身動きしないことを予め心構えしておくべきだろう」


と書かれているのです。

数年前に日本の某TV番組の企画で3人のピアニストが交替で演奏したところ、総演奏時間は何と18時間以上!驚き顔 ヒェ~

題名の意味は 『嫌がらせ』・・・う~ん、納得です。

さぁ、貴方ならこの曲、何回繰り返し演奏しますか?

私は2,3回で満腹ですけどネ。

変わり者といわれる人物が多い作曲家の中でも、おそらく横綱級であろうサティのご冥福をお祈り致します。笑3


              ペタしてね




こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10852927827.html?frm=themeより引用させて頂いております。