大 王

2012-05-08 07:07:07
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・・・といっても、閻魔様のお話ではありません。

観光旅行でハワイに行かれた方は、ホノルル空港から半日オアフ島の名所をバスで巡られたことがあると思います。

そのお決まり(?)コースの中で、パンチボールの丘などと共に必ず訪れるのがイオラニ宮殿。


そこにあるハワイ州最高裁判所の正面に立っているのが、本日の主人公

  カメハメハ1世

 KamehamehaⅠ

の像。 今日・5月8日は、ハワイを統一した伝説的大王の命日にあたります。

(※ちなみにカメハメハとは、「孤独な人」、「静かな人」という意味だとか。)

1759年、後にハワイ王となったカラニオプウの甥として彼が生まれたその日、天空には大きな彗星が現れたとのこと。

まるで映画 『ベン・ハー』 のワンシーンのようですが・・・しかしそれを不吉の前兆と捉えた当時のハワイ王・アラバイに命を狙われたため、彼は養父にかくまわれ10歳まで身を隠して暮らしたといいます。


その後ハワイ王を引き継いだカラニオブウが亡くなり、遺言によって王位は息子キワラオに、守護神クーカイリモクがカメハメハに渡されました。


しかしそれを面白く思わなかったキワラオはカメハメハ討伐を目論みますが、返り討ちに。 その後ハワイ王国は、カメハメハの属するコナ族と、カウ族・ヒロ族によって3分裂。


この様子を見ていたマウイ王・カヘキリが共倒れを画策し漁夫の利を狙おうとしますが、それを察知したカメハメハは1790年、逆にマウイ島に侵攻。


更にカメハメハに戦いを挑もうとしたカウ族がキラウエア火山の大噴火に遭遇してほぼ全滅・・・この幸運により 「女神ペレを味方につけた」 と人々の評判を得たカメハメハは、1794年にマウイ王・カヘキリが亡くなったのを機に再度侵攻。


1795年2月、オアフ島・ヌアヌパリの戦いで勝利し、その足でホノルルにハワイ王朝の樹立を宣言。


更に1810年、カウアイ島・ニイハウ島を従属させたカメハメハは、ハワイ諸島の統一を成し遂げました。

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-Kamehameha I

彼は身長約2mの大男で腕力・知力にも優れていたという、まさに文武両道の〝カリスマ〟。


語学にも堪能で、ハワイに来航したイギリス人から英語を教わり、たちどころにマスターしたといわれます。


更に彼ら白人から大砲やマスケット銃等の重火器・武器を調達し、圧倒的な武力を手に入れました。


彼が1819年5月8日に64歳で亡くなった後、ハワイ王朝は紆余曲折を経てアメリカに併合され王朝は途絶えるわけですが、彼の存命中は諸外国も安易に手を出せなかったといいます。

ハワイに来航したドイツ人医師の手記には、

「カメハメハは、治安維持・官僚教育・技術導入について非常に巧妙。

彼の後を告ぐのは容易ではないだろう。」

と記されているとか。 まさに

〝一頭のライオンに率いられた百頭のヒツジは、一頭のヒツジに率いられた百頭のライオンに勝る〟

というクラウセヴィッツの戦争論の一節を彷彿とさせます。

さて、ここ数年ヒツジにばかり率いられてきた我が日本・・・今後先頭に立つ総理大臣は、果たしてヒツジ? ライオン? それとも・・・? うー

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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11004681347.html?frm=themeより引用させて頂いております。