大 甘

どこぞの党の内輪揉めは連日大袈裟に報じますが、(権力に弱い)大手マスメディアはこちらの件についてはサラッと報じただけ。


でも私は、こちらの方が大問題だと思うのですが・・・。

一昨日、最高検は小沢氏に絡む陸山会事件の強制起訴に関する〝虚偽報告書問題〟で、調書を作成した田代元検事を6ヶ月の減給、佐久間前特捜部長ら上司を戒告などと処分したものの、嫌疑不十分で不起訴とする旨発表しました。

同事件の捜査にあたり、田代元検事が小沢氏の元秘書・石川知裕衆院議員を取り調べた際、石川氏が供述していない内容を盛り込んで調書を作成したことは、虚偽有印公文書作成罪に当たらないと判断。

その行為については 「故意ではなく〝記憶の混同〟に起因する」 から・・・と言うのが不起訴の理由だというのです。


この決定を妥当と思う方、果たしてどれくらいいるんでしょうネ?


これは検察組織を守るための〝トカゲの尻尾切り〟であり、その処分は大甘だと私は言わざるを得ません。


虚偽記載がうっかりミスだとは、到底思えませんもの。

百歩譲って記載ミスがあったとしても、それは供述内容を書き漏らした場合。


ありもしない証言が記載されているのは明らかに何らかの意図があるか、予め作られたストーリーが頭にあり、その内容と供述を混同した場合しか考えられません。

これが故意でなくて、何なんでしょう?


そして減給6ヶ月といいながら、本人は同日付で依願退職。

実質的に処分を受けられない形で、しかも退職金を受け取れるのですから。

しかもその退職金は、いうまでもなく税金ですョ。

        

         ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草

少し前に露見した厚労省虚偽公文書事件もそうでしたが、ともすると特捜はエリート意識が強く、抜擢された検察官も組織の威信と自らの出世を賭けて何としても起訴・有罪に持ち込もうとします。


その気持ちは分からぬでもありませんが、それが高じて無実の人間をも有罪にしてしまう危険性は常に付き纏います。


現実的に、我が国では刑事事件について一旦起訴されれば99%は有罪になっており、もし検察に証拠の改竄をされそれを元に起訴されれれば、被告側が対抗することは不可能・・・検察は法の番人ではなく〝冤罪捏造組織〟になり得ます。


そのため唯でさえ襟を正すべき組織であるはずなのに、上記のごとく身内や組織を守ることに汲々としているようでは、国民の信頼など得られるわけがありません。


裁判員制度は法曹関係者でない一般市民の常識・感情を判決に反映させるべく開始されましたが、今回の不起訴処分にはその一般常識・感情が全く込められていません。


おそらく本件を告発した市民団体により、検察審査会に異議申し立てが為されるでしょう。


私は個人的に、司法制度において「検察審査会制度」そのものの存在には反対の立場ですが、ことこの件に関しては是非活用すべきと考えます。


なぜなら・・・国会議員ら政治家は投票行動で落選させることが出来ますが、検察官の糾弾に関して国民が直接手を下す方策は、この制度しかないから。


身内のお手盛り処分だけで済ませれば、また同じ事が起こり得ます。


それともう一点。


冤罪を防止する上でも、取り調べの全面可視化を義務付けること。

必ず録画か、最低でも録音することが必要でしょう。


今回の一件も石川議員が取り調べ内容を全部録音していたことから不正が発覚しましたし、もしそれがなければいくら被疑者が無罪を訴えても信憑性に乏しかったのですから。


次々に不祥事が明るみに出る検察が国民の信頼を回復するためには、相当な覚悟と改革が必要・・・臭いものに蓋をするだけでは到底収まらないことを、自覚すべきでしょう。うー

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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11288728255.html?frm=themeより引用させて頂いております。