巨 象

今から120年前の今日・1892年4月15日、現在メーカーとしては世界最大、全業種を通じても売上高世界第2位の会社が産声をあげました。


その巨大複合企業とは・・・


 ゼネラル・エレクトリック

   (General Electric


通称、〝GE〟と呼ばれています。


この会社のルーツは、皆さんよくご存じの発明王トーマス・エジソン。

1876年に彼がニュージャージー州エンロ・バークに自身の研究所を設立。

発電機を使った電気実験などを始め、その2年後に電気照明会社を立ち上げたのを皮切りに様々な事業を展開。


そして1890年にそれらを統合してエジソン・ゼネラル・エレクトリック・カンパニーを設立するに至ります。


一方でライバル会社トムソン・ヒューストン・カンパニー社が合併などで急成長してくる中、双方で特許・技術を張り合っているだけでは成長に限界が見えてきました。


そこで両社は手を組むことで行き詰まり状態を打開するべく合併に合意、新たにゼネラル・エレクトリック・カンパニーが誕生したわけです。


同社は1896年に誕生したダウ・ジョーンズ工業平均(いわゆるダウ平均)に参画、現在同指標が開始されて以来登録されている唯一の企業なのです。

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-GE

原子力発電から白もの一般家電まで実に幅広い電気製品製造から医療機器、更にはロケットなどの軍需産業、ユニバーサルなどのメディア事業、果ては銀行・保険・信販などの金融事業まで実に幅広い産業を手掛ける同社ですが、そのあまりの急拡大故に一時期は経営難に瀕したことがありました。


その窮地を救ったのが、1981年に同社市場最年少の46歳で最高経営責任者(CEO)に就任し、以来20年にわたってその職を務めたジャック・ウェルチ氏。

徹底的なリストラと、その分野でシェアがトップか2位でなければ全て撤退させるという思い切った経営方針を打ち出すなど、様々な改革を導入。

その結果、在任中に利益を6倍・100四半期連続売上高の増加というとんでもない飛躍を遂げました。


彼は20世紀最高の経営者と称賛され、著作はベストセラーに。

         ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-ウェルチ

経営者のバイブルとまでいわれた同書、私も読みました・・・が、当時の換算レートで年収100億円、退職金1,000億円の方の話はあまりにケタが違い過ぎて、何だか夢物語。

(本の印税収入もスゴかったんでしょうネ、きっと。)

また会社を立て直したとはいえ、10万人もの従業員を解雇した手法は松下幸之助翁の経営指針とは真逆でもあり、ウェットな私には少なからず抵抗を感じました。

その後日本でも株主重視・短期的な利益追求というアメリカ式トレンドが生まれましたが、果たしてそれが良かったのかどうか、疑問に感じています。うー

ウェルチ氏が去った後も成長を続ける〝巨象・GE〟の行く末は?・・・民間企業の将来像を占う意味でも注目したいところですネ。

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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11133002631.html?frm=themeより引用させて頂いております。