急 行

今日は、多くの旅行好きの方や鉄男さん、更にはミステリーや映画ファンの方々にとっても憧れであろう、


〝オリエント急行 (Orient Express )〟

が、初めてヨーロッパの線路を走った記念すべき日なのだそうです。

1814年にイギリスのスチーブンソンが初めて蒸気機関車の運転に成功してから、半世紀余り経った1870年代には、同国内では寝台車やパーラー車が登場。


1881年には豪華な客車を連結した 「ブルマン特別列車」 がフェリーを利用してロンドン~パリ間を結んだそうです。


一方ベルギーの銀行家で〝鉄男くん〟だったジョルジュ・ナゲルマケールスなる人物が、1868年にアメリカに旅行した際に利用した寝台車に感銘を受け、1872年に 「国際寝台車会社」 を設立。


ブルマン社との路線開拓競争を繰り広げる中、今から128年前の今日・1883年10月4日・・・オスマン帝国の首都・コンスタンチノーブル(イスタンブール)に向けパリを出発した6日間の旅が、オリエント急行の第一便だったのです。


この記念列車は、寝台車2両、食堂車1両、貨物車2両の編成だったとか。

        ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-orient express

これ以降、いくつかの路線が開拓され、1920~30年代に最盛期を迎えたオリエント急行・・・嘗ては列車強盗に襲撃されたり、コレラの発症で10日間停車・隔離されるなどのトラブルもありましたが、2つの世界大戦中の運休を除き、その後も運行は続きました。

1936年にはアガサ・クリスティーの小説 『オリエント急行殺人事件』 が発表されて人気を博し、また1974年には映画化され、世界的に大ヒット。

しかしモータリゼーションや航空機の発達により需要は徐々に減少。

1977年5月にパリ~イスタンブール間の運行が中止されてしまいます。


しかし歴史あるこの急行列車を救ったのは、〝またしても〝鉄男〟くんでした。


鉄道愛好者の実業家J・B・シャーウッド氏が、サザビーズのオークションで2台の客車を購入するとオリエント・エクスプレス・ホテルズ社を設立し、数年後30億円もの巨費を投じて寝台車・食堂車などを購入。


1982年5月にロンドン~ベニスを結ぶ〝ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス 〟として、名門路線を復活させました。


古き良きヨーロッパの香りを漂わせる車両での旅は、現在も多くの観光客の羨望の的となっていますが、そのお値段も中々のもの。

        ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-orient express

3~11月にかけ運行されている同急行は、パリ/ロンドン~ベニスの1泊2日で257,000円から、ベニス~ウィーン~ロンドンの2泊3日で343,000円。

歴史と伝統あるパリ~イスタンブール直通の年1回特別運行は、ナント905,000円!驚き顔


・・・もちろん、これらは全てお一人様の片道分。(※2011年実績)

日本から渡欧してオリエント急行を利用するには、かなりの時間とお金をかける覚悟が必要のようです。


でも1回くらいは映画に登場するような豪華食堂車で、ゆったりと食事を楽しみたいもの・・・〝ゼロ泊ランチのみ〟なんてコース、ないのかしらん?あせあせ



              ペタしてね

こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10935112236.html?frm=themeより引用させて頂いております。