戦 友

2010-12-17 07:07:07
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今から43年前の今日、1967年12月17日に起きた事故・・・いや、心温まるお話をご紹介致します。

競馬には全く興味がない方も、最後まで是非お付き合いください。

1962年に生まれた、「キーストン」 というサラブレッドがいました。

1964年にデビュー以来負け知らずの6連勝を飾り、1965年の日本ダービーを制覇。 同年の最優秀四歳牝馬・最良スプリンターを受賞した名馬。

その後一時調子を落としたものの見事に復活。

1967年末の有馬記念出走に向け、調整のために出走したのが阪神大賞典・・・運命の12月17日に行われた、5頭立てという小頭数のレースでした。

一番人気のキーストンは、ダービー制覇を含め殆どのレースで騎乗した山本正司騎手を背に、快調に飛ばしたのですが・・・第4コーナーを回りゴールまであと300mというところで、突然バランスを崩します。

落馬した山本騎手は頭部を強打、脳しんとうを起こして気絶。

左前脚を骨折したキーストンは、皮一枚で辛うじて繫っている左前脚を引きずりながら山本騎手を気遣うかのように戻ってきたのです。

普通骨折した馬は激痛のあまり暴れるのだそうですが、この時のキーストンは一時的に意識を取り戻した山本騎手の胸元に顔を擦り寄せました。

常に騎手から鞭を入れられている競走馬が、まるで自分の運命を悟って今生の別れを惜しむかのように・・・。

その場に居合わせた人々が皆涙したという、一連のシーンがこちらです。
(※4分48秒までご覧いただければ十分かと・・・。)

山本騎手はこの直後再び意識を失い、キーストンはそのまま馬運車に乗せられて安楽死処置に。

彼が再び意識を取り戻した時には、既にキーストンは天に召された後のことだったそうです。

「私があの世に行った時、真っ先に会いたいのはキーストン。」
そう言い切る山本氏は、今でもキーストンの話が出ると涙ぐむのだとか。

人馬一体・・・いや、以心伝心というべきでしょうか。

こんな〝戦友〟と出会えた人生、素晴らしいですょネ。笑3

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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10737283709.html?frm=themeより引用させて頂いております。