指導者

先週、小泉元首相が久しぶりに口を開き、麻生首相を痛烈に批判しました。 

国会という公の場で、嘗て自らの内閣で大臣を務めた人物に 「郵政民営化に反対だった」 なんて言われたら、黙ってはいられなかったのでしょう。

「怒るのを通り越して笑ってしまった」等々の発言について評価は様々でしょうが、この批判発言について記者から聞かれた麻生首相、「お聞きしていないので答えようがない」 って・・・たった今聞いたでしょうに。


もっとも小泉さん、一旦は自らも賛成した定額給付金の採決に疑問を呈したところは「?」ですが・・・どっちもどっちですかネ。汗

なんて思っていた時、ちょうど田中角栄氏の元秘書であった早坂茂三氏の著書を読み返していたところ、こんな文章がありました。


・・・最高指導者は孤独である。 耐え抜くしかない。 岸(信介首相)は安保反対、打倒・岸の世論に包囲されていた。 自民党内の反岸勢力は、岸追い出しの鎖を締めつけてくる。

誰にも嫌われたくない。 ものわかりのいいところを見せたい。

並みの政治家なら例外なく、そう考える。 一歩ゆずり、二歩ゆずり、結局、際限なく、譲歩を重ねがちだ。 優柔不断、遅疑逡巡、周辺の低気圧に判断が左右されて、見切り発車のベルを押すことができない。

民主主義を守れ。 アンポ絶対反対。

〝自称〟評論家は全国にひしめいている。 主張に理由のあることも多い。 

しかし彼らは安全地帯にいる。 言動に責任を持つ立場にはない。

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-田中角栄・早坂茂三

            <田中角栄氏と早坂茂三氏(右)>

善意で無能な指導者と、悪党でも有能な指導者と、どちらが国民に災厄を撒き散らす可能性が強いか?

圧倒的に前者である。

大事を最終決定するとき、指導者は自身の見識と判断、経験と将来への洞察力でテーブルにつくしかない。

議論百出の会議で右顧左眄(うこさべん)するのは無能で危険な指導者である。

岸信介は安保改定を強行した。 

騒動を巻き起こした責任を取って〝切腹〟した。 

予定の行動と言えば実もフタもない。

日米安保体制が発足して28年。 我が国が戦火に遭うことはなかった。・・・

日本政治の中枢・裏側をその眼で見てきた早坂氏の文章には、昔も今も変わらぬ〝真理〟が散りばめられているようです。

氏が新聞記者・秘書として現役だった頃の総理大臣・・・岸信介氏、佐藤栄作氏、田中角栄氏らには、『宰相』と呼ばれるに相応しい貫禄がありました。


それに比べて、最近1年交代している世襲首相たち・・・あまりに軽く見えてしまいます。

はてさて、ブレブレの麻生総理はどちらのタイプなのでしょうか・・・って、答えはミエミエ


それと中川財務大臣(※この方も世襲議員さん)・・・前からナントカ依存症の噂が絶えなかったですけど、昨夜の会見は酷かったですネ。怒り顔 ナニヤッテンダカ・・・


どう見たってあれは「時差ボケ」とか、単なる「体調不良」じゃないでしょう。

取り巻きもよくまぁ、あの酩酊(?)状態で国際会議の記者会見に出させたものです。 日本の恥晒しですョ。

この国の政治家、ホントに大丈夫?うー



こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10207801874.html?frm=themeより引用させて頂いております。