民 間

2012-05-06 07:07:07
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映画 『ミッション・インポッシブル』 (1996年) のクライマックスで、トム・クルーズ演じる主人公イーサン・ハントがジャン・レノの操縦するヘリコプターと死闘を演じた場所・・・といえば、


 『英仏海峡トンネル』

 (The Channel Tunnel

イギリス・フォークトンとフランス・カレーを結ぶこの海底トンネルが開通したのは、今から18年前の今日・1994年5月6日のことでした。

直径7.6mのレールトンネル2本と、それに挟まれる形で掘られた直径4.8mのサービストンネルの計3本からなるこのトンネル・・・海底部の走距離37.9kmは世界最長、全長50.5kmは青函トンネルにっぐ世界第2位を誇ります。

これだけの規模ですから、ヘリコプターがトンネル内に侵入することは、理論的には可能ですネ。あせあせ


         ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草

さて皆さんは、このイギリスとヨーロッパ大陸をトンネルで結ぼうという壮大な計画・・・いつから考えられたと思いますか?

実は、なんと260年も前なんです。驚き顔

アルベール・マチューなるフランス人が、ナポレオン1世に海底トンネル建設を提案したとのこと。

さすがに当時は技術的に不可能だったとは思いますが、1855年のパリ万博にはトンネルの摸型が展示されたといいますから、かなり具体的なプランとして考えられていたんですネ。

しかしその後何度も建設が計画されたものの、政治的な要因で中断。

そしてやっと1986年2月に英仏両政府が事業を認可し、同年5月に着工。

開通まで27年を要した青函トンネルに対して、僅か8年で完成させたのです。

何故そんなに早く掘れたのか?

もちろん掘削技術の進歩もありますが、最大の要因は莫大な事業費・88億ポンド(約2兆円)を全て民間資金で賄ったから。


つまり融資金を出来る限り早く回収するために、「いかにトンネルを早く掘るか?」 を最優先させた結果でした。

お役人にやらせておいたら、とてもこれだけのスピードで事業は進まなかったでしょうネ。

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草

                 <TBMによる掘削現場>


多数の事業計画案を詳細に検討した結果、TBM(Tunnel Boring Machines工法が採用され、イギリス側から6機、フランス側から5機の計11機で掘り進められました。


このうち2機は日本・川崎重工業製で、難工事に挑む様子は『プロジェクトX』でも取り上げられましたネ。


この世紀の大事業により、このトンネルを通る国際特急列車〝ユーロスター〟に乗れば、ロンドン~パリ間を最短で2時間15分。


トラファルガーの戦いで敗北を喫し遂にイギリス上陸を果たせなかったナポレオンが、もしこのユーロスターに乗って僅か2時間余りでロンドンに到着したら・・・果たしてどんなセリフを残したのでしょう?


「見よ、やはり我が辞書に不可能という文字はないっ!」


・・・かナ?笑2



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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11162058724.html?frm=themeより引用させて頂いております。