
求 人
先日、日本経済新聞から毎年恒例の就職人気ランキングが発表されました。
第1位が「東京海上日動火災保険」、第2位が「日本生命保険」。
第4位に「三井住友海上保険」と上位4位中3社が保険会社、更にベスト10中8社が銀行を含めた金融関係でほぼ独占。
金融以外では第8位の 「ソニー」、第10位の「東日本旅客鉄道」の2社のみ。
不景気になると、どうしても安定志向が強まるのでしょうが・・・私が就職した30年前もトップは 「東京海上」でしたし、同社は今回で過去3年連続の第1位だそうですから、その人気の根強さが伺えます。
表向き(?)学生の志望理由は 「仕事が面白そうだから」 だそうですが、どうして保険を含めた金融業界に対してそう思うのか・・・元損保業界に身を置いた者としては少々不思議ではありますが、首尾よく入社したらすぐ辞めずに粘り強く頑張って欲しいものです。
ところで私が特集記事を見ていて驚いたのは、ウラ一面を見た時。(↓)
なんと警察庁が、一面で警察官募集広告を出していたのです。 オォッ!
この広告費、おそらく税金で賄っているんでしょうが、ここまで大々的にPRしないと希望者が集まらないんでしょうかねェ?
調べてみたら、東京都の警視庁では来年度の警察官募集人員は大卒男子で1,160名。 そして初任給が247,400円だそうですから、結構好待遇。
この条件なら放っておいても結構集まりそうなものですが、実際の競争率はどうなんでしょう?
もちろん仕事柄、凶悪犯にナメられたり腰が引けるようじゃ困りますから誰でもOKというわけではなく、ある程度身体能力等の制約はあるでしょうが。
国民の安全を守ってくれるはずの警察官・・・就職難とはいえ、よもや 「でも・しか」 で応募する若者はいないと信じたいですが、最近は自分の体液を醤油差し(!)で女性にかけたり児童買春で逮捕される警察官もいる時代。
就職希望者のレベルが下がり続け、しかも 「危険な仕事はイヤ」 なんて警察官のなり手も不足して、現在は日本国籍所持者のみという募集制限を撤廃し、外国人を採用せざるを得ない・・・なんて事に万が一にもならなければ良いのですが。
新聞の全面広告を見て、何とも言えぬ不安を感じた私でした。
こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10808502694.html?frm=themeより引用させて頂いております。

