海外遠征回想記 vol.2 <わんこ肉>  

2009-04-21 07:07:07
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さて、サンパウロに到着したチーム一行・・・長旅でヘロヘロながらも、そこは20歳前後の若者たち。

ホテルで荷ほどきをした後、早速軽い練習で体をほぐし、その日の夜にはサンパウロ市長主催の晩餐会ということで、市内のレストランへ。

そんな公式の夕食なんて初体験ですから、かなり緊張して会場入り。 しかし案内された席に着くと・・・目の前のテープルに置いてあるのは、直径30cmはあろうかという大きな皿がたった一枚に、ナイフとフォークのみ。

「あれっ、晩餐会ってビュッフェ形式なの?」 と戸惑ったのですが・・・まもなく、そのテーブルセッティングの意味が分かりました。

そう、振舞われたのは有名なブラジル料理〝シュラスコ〟だったんです。


肉の塊を2つ刺した、1mくらいの串をドンッと皿に突き立て、包丁で肉をスライスして落としていくんです。

但し私たちに目の前に出てきたのは、()のようなカワイいサイズではなく、ハンドボールかバレーボールくらいの大きさでしたけど・・・。驚き顔 デカッ!

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-ブラジル

これが、牛 → 豚 → トリ → 牛 → 豚 → トリ・・・と、延々と続くんです

(※当時のブラジルでは、確かどの種類の肉もグラムあたりの価格が一緒だと聞きました。)

最初は、「おぉっ、肉が思いっきり食える!」 と喜んでいた我々でしたが、岩塩をまぶしただけのシンプルな味付け汗にだんだん動かす手が重くなってきて・・・大きな皿の縁は、食べ残した肉がコンモリと残ってドーナツ状態。

それでも気を使ってくれるウェイターは、焼きたての串を遠慮なく皿の真ん中に立てては肉をゴシゴシ・・・これ、まるで 「わんこそば」 ならぬ〝わんこ肉〟でしたョ。 泣き1 モ~、カンベンシテ~

「もう入らないョ。」 と腹をさすりつつ、ふとテーブルの反対側に目をやった時、私は少なからず驚きました。

向かい側には、我々と対戦するブラジルチームの面々が座っていました。 

彼らの殆どは日系企業に勤めている日系人。 そりゃそうですょネ、ブラジルはサッカー王国・・・野球なんていう珍しいスポーツやるのは、当時日系人以外には殆どいませんでしたから・・・。

でも、その日系人の彼らの皿には、肉が殆ど残ってなかったんです。 出された肉は、見事に全部彼らの胃袋に収まってました。

翌日、彼らの肉体をシャワールームで見たんですが・・・もの淒い筋肉。 いわゆる〝カッチカチ系〟でした。

小さい時から安くて美味しい肉を沢山食べている彼ら。  同じ日本人のDNAを持っていても、米と漬物で育った私とは体質が全く違ってくるんですねェ。

唖然とするやら、うらやましいやら・・・。

普段はいつも「焼き肉食べたい!」と思っているのに、「これから毎晩、この〝わんこ肉〟を食べさせられるの?」・・・と、少々恐怖を覚えた程の〝肉攻め晩餐会〟でした。ダメだぁ顔


              ・・・To be continued.


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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10221623047.html?frm=themeより引用させて頂いております。