無 駄

2011-11-23 07:07:07
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約2年前の政権交代で民主党政権が誕生し多くの国民が政治改革を期待する中で、鳴り物入りで始まったのが 『事業仕分け』 でした。


政治家や有識者がズバズバと切り込み、口ごもる官僚達を見て溜飲を下げた国民も多かったと思います。


まぁ、「2位じゃダメなんですか?」 なんて迷セリフも飛び出しましたけど・・・。


過去3回も行われたその事業仕分けですが、問題はその後。


もともと仕分け自体に法的拘束力がないため、死んだふりをしても結局は従来通りの予算付けがなされるなど、「言ったきり」 の状態であることが次第に分かり、私達は失望させられました。


そんな中、今度は数日前から 『提言型政策仕分け』 なるものがスタート。

これは野田総理の指示により個別事業の必要性を議論・検討した従来の事業仕分けを一部修正したもので、国会議員や有識者からなる仕分け人が国の政策・制度の問題点を洗い出して改革の方向性を提言するというもの。

事業仕分けの際に座長を務めた枝野氏が、今度は一転仕分けられる立場になったのはご愛嬌としても、随分と大所・高所に立った仕分けですが、事業仕分けでさえ殆ど見るべき効果がないのに大丈夫?・・・と思っていたところ、やはり結果は漠然としたものに終わりそうです。

              ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-提言型政策仕分け

たとえば初日やり玉に上った高速増殖原型炉 『もんじゅ』。 建設後40年経過し莫大な予算をつぎ込みながら成果が上がらないことについて、

「存続の是非を含め、従来計画を抜本的に見直すべき」

だと提言したのですが・・・これって、何も政策仕分けでどうこう言う前に、とっくに見直されていて然るべきですょネ。

また国際競争力の向上を目指す大学改革について。

イギリスの教育専門誌が発表した世界の大学ランキングでベスト100に入ったのは30位の東京大学と52位の京都大学の2校だけという実態に、仕分け人が 「国際的評価が低く、税金を投入して大学教育を支える説明ができない」 と指摘。

一方の文部省側は「予算の自由度が低く、使い勝手が悪い」 と反論・・・結局まとめられた提言は、

「評価基準を明確化し、大学の自己改革での実現を目指す」


ですって。

私に言わせれば、こんな提言を受ける前から大学側は少子化による入学者の減少に危機感をつのらせ、生き残るために様々な努力をしていると思うのですが。

国際競争力を高めるためには、入学さえしてしまえば卒業がラクな現状を、4年間ギッチリ勉強しなければ卒業できないような仕組みに文科省主導で変革させることが一番の早道では? 

(って、野球と麻雀に明け暮れた私か偉そうに言えませんけど・・・。)あせあせ

野田総理の発言もそうですが、この提言型政策仕分けの結論も抽象的。 しかも法的な拘束力がないのですから、提言が予算配分等に即反映されるとは思えません。

無駄を省くために行う仕分けですが、時間的・経費的に無駄なのはこの仕分け会議自体ではないでしょうか。

とかく傾き始めた会社や組織では、やたらと会議が多くなるもの。

菅総理も会議好きでしたが、いい加減法的拘束も権限もない会議は止めて、もっと着実な成果を出す政治活動をしてもらいたいものです。うー

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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11085229749.html?frm=themeより引用させて頂いております。