
焼き鳥
今日・8月10日は 『焼き鳥の日』 なんだそうです。
理由は〝や【8】きと【10】り〟という、ごく普通(?)の語呂合わせ。
スーパーでも普通に売ってますし、専門店から普通の居酒屋まで殆どメニューに載っている庶民の味・・・日本人で焼き鳥が嫌いな方って殆どいないんでしょうネ。
駅を降りてすぐ、団扇でバタバタと炭火を扇ぐ焼き鳥屋さんから漂ってくるいい匂い・・・たまらずフラフラ~ッと吸い寄せられるように買ってしまった経験、ありませんか?
この「焼き鳥」 が日本に登場したのは、明治維新以降・・・西洋文化導入とともに肉食が広まった頃だとか。
ただ当時は、すき焼きなどの牛肉よりも鶏肉の方が珍重されていたそうで、鶏料理店から出るガラ・スジ肉等を串焼きにして出す屋台を、神社の参道等に露店として出店したのが最初だったようです。
そんな焼き鳥が庶民の味として定着するようになったのは、戦後アメリカ駐留軍によって持ち込まれたブロイラーの普及によって、安い鶏肉が安定供給されたことが大きな要因でした。
そしてここ最近は〝地鶏ブーム〟・・・名古屋コーチンや比内鶏などがブランド化していますが、一方で食品偽装の温床になっている事も問題となっています。
また一口に 「焼き鳥」 といっても、様々な部位がありますょネ。
彼女と店に入って、「ねぇ、コレどの部分のお肉なの?」 なんて聞かれて、答えに詰まった経験のある方・・・いらっしゃいませんか?
そんな方のために、よくメニューに乗っている部位に関してご説明しましょう。
せ せ り・・・首の剥き身 一羽から僅かしか取れない貴重品
は つ・・・心 臓
さ さ み ・・・胸の内側に2本ある筋肉
なんこつ・・・◆や げ ん → Y字型の胸軟骨 ◆げんこつ → 膝の軟骨
すなぎも・・・〝筋胃〟と呼ばれる、石や砂が溜められた強い胃袋
「すなづり」とも呼ばれる
ぼんじり・・・尾骨の周りの肉で、ほんの僅かしか取れない部分
これくらい知っておけば、彼女や部下に聞かれても大丈夫・・・かナ?
ちなみに私のお気に入りは「すなぎも」。 あのコリコリした食感がたまりません。
多分読者の皆様それぞれに贔屓の焼き鳥屋さんがあると思いますが、今日は我が夫婦のお勧め店をひとつご紹介しましょう。 それは、
〝 伊 勢 廣 〟
所在地は東京都中央区京橋1-5-4・・・東京駅・八重洲口から徒歩2分程の場所ですので、東京に出張や旅行で来られた際、新幹線に乗る前に立ち寄れる場所です。
見ての通り建物は古くて風情があり、かつて映画監督の小津安二郎氏も通ったという名店。
お値段はそれなりにしますが、本当に鶏肉の味を堪能できるお店です。
英語のメニューも置いていますから、外人さんを連れてきても喜ばれるかも・・・但し、あまり店内は広くありませんので、巨漢の方は要注意?
知る人ぞ知る名店ですので、予約をした方がよろしいかと。
また銀座店等、いくつか支店も。< http://www.isehiro.com/
>
老舗の焼き鳥を楽しみたい方、是非一度足を運んでみてください。
こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10522636064.html?frm=themeより引用させて頂いております。

