異 才

少年時代から漫画大好きな私・・・『巨人の星』 ・ 『あしたのジョー』 に始まり、現在も連載が続く 『ゴルゴ13』 に至るまで、数え切れない作品を読んできています。


その中でも、ストーリーは関係なく画風のみで強烈に印象が残っている漫画家がひとり・・・それは


 谷岡 ヤスジ 


今日は昭和の時代に圧倒的な異才を放った、この漫画家の命日にあたります。

谷岡 (本名・泰次) 氏は1942年、愛媛県宇和島市生まれ。

高校生時代から漫画がうまく、父親から天才と言われた程だったとか。あせあせ


しかしすぐ有名になったわけではなく、当初は無難なサラリーマン漫画を描いていたそうですが、「そんなありふれた漫画は売れない」と雑誌担当者にいわれたことで、作風は一変。


1970年から週刊少年マガジンに連載された 『ヤスジのメッタメタガキ道講座』 が大反響を起こし、一躍売れっ子漫画家の仲間入り。


当時マガジン誌を愛読していた私は、最初にこの漫画を見た時はド肝を抜かれました。


何たって、いきなりマス目いっぱいに広がる〝鼻血ブーッ〟ですもんネ。


あと忘れられないキャラといえば、「ムジ鳥」。(

         ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-アサー

無地な鳥だから・・・が名前の由来だという、正体不明の鳥(?)が、「アサ~」 とか 「ヒル~」 等とビルの上で雄叫びを上げるナンセンス・シーンは、それまでに見たことがないキャラでした。


学校でクラスメートとこのムジ鳥を如何にうまく描けるか競争したものですが・・・おかげで、今でもこのムジ鳥、結構うまく描けるんですョ。


その後一時期スランプに陥ったそうですが、私が社会人になってからも定食屋さんにおいてあった大人向けコミック誌・漫画サンデーに連載していた 『アギャギャーマン』 も楽しませてもらいました。


基本的に4コマ漫画だったと思いますが、登場キャラには何故か牛・馬・犬などの動物が多く、彼らが日本語で会話する事が多かった気がします。


雰囲気的にいえば、少し前お笑い番組に登場していた、両手に牛クンとかえるクンの人形をはめて一人コントしていたパペットマペットっていう芸人さんがいましたが、彼のギャグを漫画にしたようなもの・・・といえば少しは理解いただけますでしょうか?笑2


描く漫画はハチャメチャですが、谷岡氏ご本人は至極まとも(失礼!)な方。


はらたいらさんの代役で 『クイズダービー』 にも出演されましたが、結構イイ男でしたし、周囲の人々の人物評は 「優しくて子煩悩な人格者」 だったとか。


そんな谷岡氏が56歳の若さでこの世を去ったのは、21世紀を半年後に控えた1999年6月14日。 彼の命を奪ったのは、喉頭ガンでした。


昭和時代には異彩を放った谷岡漫画・・・刺激が強い現代に生きる少年たちが読んだら、どんな感想を持つのか? ちょっと聞いてみたい気もしますネ。


あらためて異色の漫画家・谷岡ヤスジ氏のご冥福をお祈り致します。笑3



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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11018631528.html?frm=themeより引用させて頂いております。