百 歳

2009-09-21 07:07:07
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ついこの間、国内における100歳以上のご老人の総数が4万人を超えた・・・というニュースがありました。


平均寿命が延び続ける長寿大国・日本では、これから100歳を過ぎても元気なおじいちゃん・おばあちゃんが益々増えることでしょう。


そんな中、一世紀以上を生きた末に大往生を遂げた女性のご葬儀を、先日お手伝いしました。

ご自宅に安置したおばあちゃんの安らかなお顔はツヤツヤして張りがあり、一見すると80歳前にしか見えない程生き生きしていらっしゃいました。

亡くなる直前まで矍鑠(かくしゃく)としていたという故人様・・・ご遺体の周りに集まったご家族は子・孫・曾孫の3世代。

聞けば曾孫の皆さん、曾祖母ちゃんからは戦争を含め、よく昔話を聞いていたとか。

明治・大正・昭和・平成の4時代を生き抜いた故人様・・・第一次・第二次大戦とも体験したおばあちゃんの証言は、彼らにとって何物にも替え難い 「生きた歴史」 の勉強になったことでしょう。

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-賞状

老人の日に総理大臣から贈られた、100歳を祝う賞状をメモリアル・コーナーに飾った式場内は、お別れの悲しみというよりも、

「よくぞここまで生き抜いたょネ!」

という感嘆と羨望(?)が入り混じった、何ともいえぬ穏やかな空気が流れていました。

祭壇を彩る花々を、全て参列者の手によって手向けていただいた棺は、まるでお花畑のよう・・・40名近いご親族に見守られながら、おばあちゃんは煙となって天国へと旅立っていかれました。

精進落としを召し上がる前に、献杯のご挨拶に立たれたのは、86歳の甥御様。

「え~っ、私は1923年・・・皆さんがよくご存じの関東大震災の少し前に生まれました。 まだ赤ん坊だった私があの大地震に見舞われた時、一緒にいて助けてくれたのが亡くなった叔母だったんです。

もしあの時、叔母がいてくれなかったら・・・おそらくは今、私がこうやって元気でいられることはなかったでしょう。

まさに叔母は私の命の恩人だったのでございます!」

・・・嗚呼、人に歴史あり。


今日は、敬老の日。

お年寄りを敬い、人生の大先輩のお話に耳を傾けましょう。笑3



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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10317362571.html?frm=themeより引用させて頂いております。