
監 督
隠していた切り札を、遂にこのタイミングで切ったんでしょうか? 自民党は。
政権交代を目論む野党第一党々首の第一公設秘書逮捕・・・これを追求して解散総選挙に持ち込むハラなんでしょうかネ。
自民党がいくら否定しても、このタイミングはあまりに出来すぎ? それに今回の裏金問題、ヘタすると自民党にも火の粉がかかる可能性があり、共倒れのリスクも囁かれていますし・・・。
何度も申し上げていますが、今我が国は政争をしているヒマはないはず。
追及するのは結構ですが、一大物政治家の金権批判よりも経済対策・年金・外交等々、国民のための政治を優先させてくださいョ!
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さて、男たるもの一度はやってみたい仕事・・・それは、「総理大臣・オーケストラの指揮者、そしてプロ野球の監督」 などと、よく言われます。
いずれもそうそう実現できませんけれど、有能な部下を意のままに動かす充実感を味わえそう・・・ところが少なくともプロ野球の監督業は、そんなに楽しい商売ではないようです。
皆さんもご存知の、現・東北楽天イーグルスの野村克也監督が新刊本を出されました。 その名も
『あぁ、監督』
何だか、表題からしてシンドそうです。
正直なところ、私は野村監督は昔から生理的にあまり好きなタイプではありませんでした。
しかし昨年、NHK教育テレビの特集番組を見てからは、氏の類稀なる実績と他の追随を許さぬ経験の厚みからくる言葉を、素直に受け入れるようになりました。
というわけで、書店でこの本を見かけ、即手にしたわけですが・・・。
〝監督には4つの敵がいる〟
〝なぜ名参謀は名監督になれないか〟
〝適材適所は才能に勝る〟
〝技術的な限界を知る〟
等々、なるほど~・・・と唸る言葉がそこかしこに。
そして他の監督に対する評価も率直に書かれています。
川上監督のV9が、単にONがいたからだけでないことも理解できましたし、反面優秀な弟子(?)であった元ヤクルトの古田氏に関する評価が意外に低いことにも少々驚かされました。
そして、特に私が印象に残った言葉・・・それは、
〝 「判断」と「決断」は違う 〟
参謀やコーチは、「判断」は求められても、「決断」はしなくていい。
というより、決断を迫られることがない。
対して監督の仕事は決断の連続である。
コーチにアドバイスを求めることはあっても、最終的にはすべて監督が「決断」しなければならない。 そこに迷いがあっては絶対に選手の士気や試合の動向に影響する。
正しい判断をするだけでなく、それを実行する「決断」を下すことは、監督の絶対条件であるといっても過言ではない。
言われてみれば当たり前の事なんですが、これがなかなか・・・。
いかなる組織であっても、そのトップには「勇気」が必要なんですネ。
野村監督のボヤキ節に、また勉強させられました。
ところで、監督評価の中には天敵(?)長嶋さんについて書かれていませんでしたが・・・やっぱり触れたくなかったのかな?
こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10211070326.html?frm=themeより引用させて頂いております。

