神の声

2012-07-11 07:07:07
テーマ:
日本のプロ野球では、少し前まで場内放送のアナウンサーは全て〝ウグイス嬢〟と呼ばれた女性でした。

最近は一部の球場で男性が務めているようですが、アメリカでは逆に男性が殆ど。


その中にあって第一人者といえば、この方・・・
    ボブ・シェパード 
 Robert Leo “Bob” Sheppard
今日は、あのヤンキー・スタジアムで長年場内アナを務めた、この伝説的アナウンサーの命日にあたります。
シェパード氏は1910年にニューヨーク市生まれ。
運動神経抜群だった彼はセン・ジョーンズ大学に奨学生として入学。
野球では一塁手、アメラグでは左利きのQBとして活躍し、音声教育学でコロンビア大学から学位を取得するという文武両道の青年でした。


高校教師をしながらセミプロのフットボールチームでプレーしていたシェパード氏は、第二次大戦中海軍の兵士として従軍。


終戦後再び教職に就いたのですが、「長続きする仕事を」 ということで、アナウンサーの道に進むことに。


ブルックリン・ドジャーズやAFLの担当を経て、ヤンキースタジアムのアナを務めたのは1951年の開幕戦から・・・J・ディマジオの現役最終年であると同時に、M・マントルのデビューした、記念すべき年でした。


            ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-Bob Sheppard 


ゆったりとした間合いでの守備位置-背番号-名前-そして再び背番号・・・という独特な選手紹介はヤンキース・ファンの心を捉え、人々はそれを〝Voice of Yankeesと呼び、ミスター・オクトーバーと異名をとった四番打者レジー・ジャクソンに至っては、『神の声』 と称賛したほど。

ちょっと聞き取りにくいですが、その神の声をこちらでお聞きいただけます。
松井選手も 「ヒデキ~ マッツ~イ」 とコールされていますョ。(

体調不良により2007年9月に引退するまでの56年間、実にレギュラー・シーズン4,500試合、ポストシーズン122試合、そして62試合のワールドシリーズでアナウンスを務めました。驚き顔

引退するまでグラウンドに出て精力的に取材をしたシェパード氏の年齢は長らく極秘扱いになっていたそうで・・・2007年に97歳であることが公表された時、選手を含めた関係者の誰もがその若々しさに驚いたと伝えられています。

そして2009年7月11日・・・神の声を持つ男は99歳で天に召されました。

唯一の心残りは、その年に新装なったヤンキースタジアムでマイクを握れなかったことだったかもしれません。

アメリカ野球史に残る、伝説のアナウンサーのご冥福をお祈り致します。笑3

ちなみに、ヤンキースの現キャプテンのD・ジーター選手は、自らの選手紹介を現在でもシェパード氏の録音で行っているそうです。


              ペタしてね

            

こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11037758372.html?frm=themeより引用させて頂いております。