自己防衛

2010-08-06 07:07:07
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「所変われば品変わる」 と言いますが、多くの日本人にとって中々実感し難い事のひとつに、アメリカの〝銃社会〟があげられると思います。


つい数日前も乱射事件によって10人が死亡したというニュースが流れましたが、毎年のように犠牲者が出ても、アメリカでは銃を廃絶しようという動きが大きくなる兆候は見られません。


やはり開拓時代から銃によって自分の身を守ってきたアメリカ社会では、大幅な銃規制は難しいんでしょうネ。


また約430万人もの会員を擁する全米ライフル協会(NRA)は一大圧力団体であり、過去何人もの大統領が同会の(名誉)会員になっている程ですから、正面切って銃廃止を訴える政治家が中々現れないのは容易に想像できます。


さて先日、たまたまTVでアメリカのニュース番組を見ていたら、その銃に関して(少なくとも私にとっては)驚くべき特集を放映していました。


今まで私は、アメリカにおける銃規制の問題に関して銃規制推進派と全米ライフル協会・銃器産業が対立する構図をイメージしていたのですが、現在ではそれとは別の (SNSなどネットを利用した) 少数市民グループが、自己防衛・犯罪抑止のために公共の場で銃所持をオープンにする運動を盛んに行っているというのです。


つまり 「自分が銃を持っている事を周囲に敢えて見せる」 ことで、襲撃被害を未然に防ごうというわけです。

               ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-銃

この動きが活発化する中、大手コーヒーチェーンのスターバックスはオープン所持を合法化している州にある店舗について顧客の銃持ち込みを容認・・・結果として店がオープン所持の支持者たちのたまり場と化しているとか。ダメだぁ顔

当然銃規制派からは批判の矢面に立たされるわけで、板挟みになっている経営者は頭が痛いでしょう。

全米ライフル協会でさえ、これまで 「見えない状態で所持できる」 よう何年にもわたってロビー活動をしていたそうですから、それよりも先鋭的な動きが市民グループから出ているというわけ。

現在29州で無許可でのオープン所持が認められており、13州では免許を受ければOKだそうですから、アメリカの大勢は〝銃所持容認〟・・・銃規制が進むどころか、むしろ逆行しているトレンドのようです。

しかし多くの大企業経営者がスターバックス同様法律に準拠した対処をしている反面、従業員からは 「コーヒーの仕上がりに文句を言う客もタチが悪いが、銃を片手に文句をつける客はもっとタチが悪い」 という声もあり、問題の根深さを伺わせます。

いくらアメリカの真似をしてきた日本だとはいえ、コーヒーショップに入ったら腰から拳銃をぶら下げている客だらけ・・・そんな社会には、なって欲しくないです。うー

ところでこういう自己防衛の考え方、アメリカら大国の核保有論理と似ていないでしょうか?

自らの力(武器・核兵器)を誇示することによって相手を牽制・抑止しようと考える人々には、お互いに丸腰になることで平和な関係を築こうという(日本的な)発想は理解できないというか、甘く見えるのかもしれません。


「軍備増強は天井知らず、莫大な資金をかけて半永久的に競争を続けるよりも、お互い〝0〟にする方が簡単なのに・・・」 という縮小論理は、欧米では受け入れられないのでしょうか?

今日は広島に原爆が投下された日。

現地で執り行われる慰霊祭には国連事務総長やアメリカ駐日大使をはじめとする核保有国の関係者が初めて参列するとのこと。


唯一の被爆国・日本の核廃絶に対する強い想いが、世界に届くことを願うばかりです。


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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10609900028.html?frm=themeより引用させて頂いております。