衝突必至

2009-06-04 07:07:07
テーマ:

鹿児島県阿久根市。

この一地方都市の名が全国的に知られるようになったのは、昨年型破りな市長が登場してからのことでした。

その市長さんの名は、竹原信一

鹿児島県内の高校を卒業後、防衛大学校から航空自衛隊に入隊。 

退官後帰郷して2005年に阿久根市議会議員選に当選。 さらに3年後の2008年8月、市長選に立候補し当選を果たします。

経歴を見ると全く政治に関して素人ではない竹原氏ですが、市長就任後に行った行政改革(?)は、相当に先鋭的なものでした。

市長選の時から、インターネットを使った選挙戦で物議を醸した竹原氏・・・その後も自身のブログで 「市議会議員の不人気投票」 を募ったり、議員定数を15人からいきなり半分以下の6人にするという法案を提出。

また自身を含め、全市役所職員の給与を(匿名ながら)公開するなど、前代未聞の施策を次々と打ち出し、(保守的な)市役所・議会は蜂の巣をつついたような大騒ぎになったようです。

確かに竹原市長の主張には一理ありますが、かなり過激な手法であることは否めません。

            ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草

当然の成り行きというべきか、今年2月に市議会で同市長の不信任案が可決され、市長は市議会を解散。

同月に行われた市議選では、反市長派が定数の2/3に当たる11議席を獲得。

再度市議会で不信任決議案を可決されたことを受けて、先月末に出直し市長選が行われるという混乱ぶりでした。

さて、ここで私が不思議に思うのは・・・ほんの3ヶ月前には反市長派が大勢を占めるという結果を出した阿久根市民が、何故4日前の市長選で再び竹原氏を僅差ながら当選させたのか? ということです。

よく言えば、「議会とのバランスを取った」 ということかもしれませんが、民意を受けた市長が強気の姿勢を崩さず市議会と衝突して混乱・紛糾することは必至でしょう。

回りまわって、市民にとって大きなマイナスにならないのでしょうか?うー

あるベテランの市職員は、

「大変なことになった。市政に具体的な弊害が出てきてからしか、有権者は選択の誤りに気づかないだろう。」

と言ったそうです。

市職員がこういう発言する事自体、変革意識に欠けるといえるでしょう。 

しかしその発言内容には、ある種〝現実味〟があります。

いみじくも、当選した竹原氏自身が、「私を選んだ市民にも責任がある」 とコメントしていましたが・・・議会・市職員と市長を敢えて衝突させる判断を下した阿久根市・市民の今後に注目したい思います。

            ペタしてね

こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10271918651.html?frm=themeより引用させて頂いております。