裏組織

2009-01-20 07:07:07
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皆さんは〝CIA〟(Central Intelligence Agency=米中央情報局)について、どんなイメージをお持ちでしょうか?

私は、旧ソ連のKGBやイスラエルのモサドと並ぶ諜報機関・・・映画『M.I』シリーズのT・クルーズや『ジェイソン・ボーン』シリーズのM・デイモン、『スパイ・ゲーム』のR・レッドフォードやB・ピットらが演じる頭脳明晰・沈着冷静なエージェントが、国家のため影で活躍(暗躍?)する〝泣く子も黙る裏組織〟という認識があったのですが・・・。

最近、『CIA秘録』 という本を読みました。

著者は、30年間にわたる取材を通してCIAや国防総省を秘密予算を明るみに出し、1988年 ピューリッツアー賞を受賞した、ティム・ワイナーというニューヨーク・タイムズ記者です。

その彼がCIAの実像を書き綴った本なのですが、日本のような「関係者によれば・・・」等というアヤフヤな噂話の類でなく、全て実名証言を積み重ねた著作であるところに惹かれたのですが・・・

いやぁ、とても日本の新聞(番)記者等には書けないであろう、なかなかに凄い内容でした。汗

          ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-CIA秘録

元々は 「パールハーバーを繰り返すまい」 という使命で設立されたというCIA。 その設立経緯や組織の実態は、冒頭申し上げた私自身のイメージとは恐ろしく乖離したものだったようです。

組織の拡大・予算獲得のために大統領・議会に対して平気でウソをつき、諜報活動よりも暗殺・謀略などに精を出す。 しかも肝心要の情報収集は、他国のエージェントからの偽物に振り回され、作戦の殆どは悉く失敗の連続であった・・・。

お役所組織のやる事は、洋の東西を問わず同じみたいですねェ。うー

そして特に興味を引いたのは、戦後日本(自民党)とCIAに関する記述です。

ロッキード事件にもその名前が取り沙汰された児玉誉士夫氏も登場したり、また岸信介氏がA級戦犯容疑者でありながら釈放され、後に総理大臣と成り得た経緯等々・・・思わず膝を叩きたくなる内容です。

最近、岸氏の実弟・佐藤栄作氏が、核兵器に関して受け入れを容認するかのような発言をしていたことが話題になりましたが、むべなるかな・・・という感じです。

諜報活動の裏側に関心のある方はもちろん、自民党が我が国においてなぜ長期間にわたり与党たり得たのか?・・・その裏面史に興味のある方にも一読の価値があると思いますョ。笑2






こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10189385479.html?frm=themeより引用させて頂いております。