誤 謬


人間誰しも、間違いを犯します。

しかしそれには、許されるものと許されないものがあります。

今から6年前の今日・2005年12月8日朝・・・あってはならない凡ミスが東京証券取引所で起き、市場は大混乱に陥りました。

この日東証マザーズ市場に新規上場したJ社の株取引について、M証券の男性担当者が 「61万円1株売り」 とすべきところを、「1円61万株売り」 と逆さまに誤入力。

この時コンピューターからは異常取引を知らせる警告が表示されましたが、過去しばしば誤作動していたために担当者はそれを無視して発注をかけてしまいました。

そもそも当時のJ社保有株式は14,500株。

61万株の発注など有り得ないのですが、そんな基本的なことに気付かず機械的に処理したことが発端でした。

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-東 証

大量の売り注文が出た瞬間ネット上は騒然、様々な憶測が飛び交いました。

誤発注と見て大量の買い注文を入れた投資家がいた一方、価格の急落に狼狽した個人投資家が非常な安値で保有株を売りに出すなど、市場は大混乱。

一方、当の担当者は発注後1分半後ミスに気付き、発注の取り消し手続きを3回行いましたが、東証のコンピューターは作動せず。

(※後日、東証側のコンピューターのプログラムミスであることが判明。)

焦った担当者は直接東証に電話で注文取消しを依頼しましたが、東証はあくまで証券会社側から手続きをするよう主張。

結局M証券は、全発注量を反対売買で買い戻すことにしたものの、それ以前に買い注文が出ていた10万株弱については相殺しきれず。

結局同社は、事件発生直前の寄り付き価格である1株91.2万円で現存する株式数の6.6倍分を現金決済する羽目に。

その損失額は、400億円以上といわれています。ダメだぁ顔

その後も、この取引で5億円以上の利益を上げた個人トレーダーの存在が明らかになる一方、これに乗じて誤発注と知りながら取引で利益を上げた証券各社が批判されるなど、様々な余波が発生。

更には、この事件の損失を巡って東証とM証券は訴訟合戦の泥沼状態。

一担当者の勘違いが、とんでもない大騒動に発展してしまったわけです。


(今でもこの担当者は、M証券に在籍しているのでしょうか?)

皆さん、くれぐれも言い間違いや操作ミスにはお気をつけ下さい。

このブログ記事を書いている途中、私が大学時代の野球部夏合宿の食事中に先輩マネージャーが同じような言い間違いをした事を思い出しました。

「おいっ、ウ○コ食ってる時に、カレーの話なんかするなョ!」


・・・・・し、失礼致しました。ご迷惑をおかけします


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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11003063059.html?frm=themeより引用させて頂いております。