
贈る言葉
今から31年前の今日・1979年10月26日、大人気となった学園ドラマの第1回が放送されました。
以来一昨年までシリーズ8回・全173話放映された、その人気番組とは、
『3年B組 金八先生』
おそらく多くの方が、少なくとも1回はご覧になったことがあるのではないでしょうか?
その頃、ゴールデンタイムで他局との視聴率競争に後れをとり、TBS編成部では「金(曜)8(時枠)の放送をどうにかしろ!」 が合言葉だったことから命名されたというこのドラマ・・・当初は主人公・坂本金八役を歌手・岸田智史が勤める予定だったのだそうです。
(もし彼が主演していたら、ドラマの味はかなり変わっていたでしょうネ。)
しかしたまたま〝きみの朝〟という曲の大ヒットでコンサートが多忙になったため出演できず、同じ事務所に所属していた武田鉄矢が代役として出演することになったのだとか。 ヘェ~
でも武田自身の学歴は福岡教育大学教育学部中退ですから、先生役は結構ハマリ役だったのかもしれません。
それまでは森田健作・村野武範ら主演のスポーツ学園ドラマが流行っていましたが、この番組の登場によって普通(?)の学校生活における教師と生徒たちとの交流がテーマとなり、これが視聴者に受け入れました。
(もっとも、途中から生徒の妊娠等々、結構時代を飛び越えたストーリー設定もありましたが。)
そしてこの番組の主題歌・『贈る言葉』・・・これが実にいい曲でした!
当時レコード売上100万枚を超える大ヒット・・・全国の卒業式で歌われたそうですし、またカラオケでも大人気。
私も〝夜の営業〟で、取引先から何度歌わされたか分かりません。
そして生徒役も豪華・・・田原俊彦・近藤真彦・野村義男のタノキントリオに杉田かおる、三原じゅん子、鶴見辰吾に小林聡美ら、今でも活躍している芸能人が目白押し。
とはいえ男性陣は立派なオジサンになり、清純派だった(?)杉田かおるがあれほど派手な私生活を送るとは、当時想像すらしませんでした。
そしてツッパリ少女役の三原じゅん子が今や参議院議員ですものねェ・・・30年という時の経過を、しみじみと感じます。
坂本金八のような生徒思いの教師・・・現在の学校でも人気者になれるのでしょうか? それとも説教臭くて煙たがられるのかナ?
こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10590123984.html?frm=themeより引用させて頂いております。

