贖 罪

2011-02-21 07:07:07
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以前、拙ブログでご紹介したアメリカの秀作TVドラマ、


 『しあわせの処方箋』

 (原題・〝HAWTHORNE 〟)

のシーズン2が、現在AXNで放映されています。

ウィル・スミスの奥さん、ジェイダ・ヴィンケット・スミス演じる主人公の看護師長・ホーソンが、病院内で起きる様々なトラブルに直面しながら患者のために日々奮闘する姿を描いていますが、観ている私は毎回のようにいろいろな事を考えさせられる深い内容。

前回のストーリーもそうでした・・・。

ただでさえ患者で溢れかえる病院内に、ひときわ大きな混乱が起こります。


それは以前牧師を殺した黒人の犯人・死刑囚のジェンキンスが、急病で運びこまれたから。


「こんなヤツを税金使って助ける必要なんてないだろう。

どっちみち死刑になるんだから・・・。」


付き添っている白人警備員でさえそんなことを言い放ち、ホーソン師長も殺人犯である彼に対し良い感情は持っていなかったようです。

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-HAWTHORNE

ところがケガをして同じ病院に運び込まれた若者が、入獄中のジェンキンスが作った音楽を聴いて立ち直り彼を信奉していることを知ると、見方が変わっていきます。


しかし夜になって、ジェンキンスに父親を殺され自らも刺されて大ケガを負った娘が師長を尋ね、自らの背中に残る17ヶ所もの刺し傷の跡を見せながら、「絶対に彼を許すことはできない」 と涙ながらに訴える姿に接し、彼女の心は揺れ動くのです。


死刑囚の容態が急変して手術をしなければならなくなったものの、担当医は自宅に脅迫電話がかかってきたため、執刀を拒否。


自宅に帰ろうとする担当医を、翻意させようとするホーソン師長。


(果たして、自分は正しい事をしているのだろうか?)


彼女の顔からは、そんな複雑な心情が伺えます。


「絶対に許さない」 と涙を滲ませる被害者遺族がいる一方で、音楽で若者を救い病院前では大勢の支援者たちが回復を祈っている、瀕死の死刑囚。


よく裁判で、「罪を償いたい」 と(簡単に)口にする殺人犯がいますが、それは具体的に何をすればいいのでしょう。

「オレはあの時と変わったんだ」 と言うこのジェンキンス死刑囚の場合、果たして贖罪したと言えるのでしょうか?


 

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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10797250349.html?frm=themeより引用させて頂いております。