迷 走

2011-06-30 07:07:07
テーマ:

「名は体を表わす」、あるいは 「書は人を表わす」 とよく言われますが・・・最近の政界を見ていると、 「発言もその人の本質・力量を端的に示す」 ようです。


昨年11月、当時の柳田稔法相が地元の会合で、


「法務大臣は、2つだけ覚えときゃいいんです。

 分からなければ 『個別の事案についてはお答えを差し控えます。』、

 後は『法と証拠に基づいて適切にやっております。』 

 まぁ、何回使ったことか・・・」


と発言し、結局菅総理から更迭されたことをご記憶の方も多いでしょうが、これなどはその典型的な例だと言っていいでしょう。


失言・放言で大臣や要職を辞任するケースは過去に多々ありました。

しかし私が気にかかるのは、最近とみに政治家の発言が〝稚拙化・空虚化〟していること。


昔から政治家は言質を取られぬよう、オブラートに包むというか明確な数値や目標をなかなか口にしませんが、それでも以前は〝鋭意〟・〝善処〟など、一応それらしい単語を使っていたように思います。


しかしここ2,3年でしょうか、こういう高尚(?)な日本語を使わなくなったのは。

それらに代わって盛んに耳にするのは、〝しっかり〟という単語。

             ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-菅総理

「しっかりと取り組みます」、「しっかりやっていきます」 などと口にする先生方が多いですが、そもそもしっかり政治を行うのは国会議員なら当たり前。


彼らはこういう〝平仮名言葉〟の方が国民に分かりやすいと思っているのかもしれませんが、真面目な顔してこういう平易な言葉を使われると、聞いているこちらがバカにされているような気がしないでもなし。


それともう一点。


特に民主党政権になってから感じるのは、鳩山前首相を始めとしてやたらに (過度の) 敬語を乱発すること。


その昔〝鈍牛〟といわれた大平総理は答弁で盛んに 「アー、ウー」 と唸っていましたが、田中角栄氏は 「彼の発言からアーウーを取ってみろ。 実に明快な答弁であり、非の打ち所がない」 と絶賛していました。


では現政権の総理・閣僚の発言から〝しっかり〟と敬語を取り除いたら?

はっきり申し上げて、抽象的な言葉が多く何を言いたいのか分かりません。


なぜか枝野官房長官の定例記者会見は、丁寧語を頻繁に使うためか世間では評判が良いらしいですが、私に言わせれば彼の発言内容とて中身は希薄。


何度も申し上げていますが、国民が政治家に望むのは〝決断と実行〟。


小学生レベルの言葉遣いや歯が浮くような敬語使いなどやめて、国民が納得するような具体的な発言と行動を〝しっかり〟としてもらいたいもの。


しかしながら、辞めると明言しながら野党議員を一本釣りして閣僚の入れ替えをしたり、その総理が浜岡原発をいきなり停止させる一方で経産大臣は停止している原発の再稼働を要請したりと、ますます混迷を深める菅内閣。


放射能は目に見えない故に人々を不安に陥れますが、何をやりたいのか全く見えない最高権力者は、国民にとってそれ以上に恐ろしい存在かもうー

                 ペタしてね

こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10936921011.html?frm=themeより引用させて頂いております。