長 期

ここ数年、総理大臣は1年以上もてば上等・・・と錯覚させられるくらい、情けない政治状況が続きますが、21世紀に入ってすぐの頃には、在任期間1,980日という戦後第3位の長期政権を築いた方がいました。


 小泉 純一郎 元総理


在任当時はいろいろ言われましたが、民主党政権の体たらくと比べれば実に頼もしかったと懐かしむのは、私だけではないでしょう。


その第一次小泉政権が誕生したのが、今から11年前の今日・2001年4月26日のことでした。

逓信大臣を務め、全身に刺青を入れていたため 「刺青の又さん」 と呼ばれた小泉又次郎氏を祖父に、防衛庁長官を務めた小泉純也氏を父に持つ三代目の世襲議員となった小泉氏は1942年生まれ。

1969年に父親の急死を受けて衆院選に立候補するも、落選。

その後福田赳夫・元総理の秘書・カバン持ちとして修業を積んだ後、1972年の衆院選で初当選を果たし、同期の山崎拓・加藤紘一両氏と後にYKKと呼ばれ、若手のホープと目されました。


厚生大臣・郵政大臣などを歴任した後、自らを〝変人〟と揶揄した田中真紀子氏のバックアップを受け、3回目の総裁選に勝利し総理の座に。

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何といっても淒かったのは、その人気の高さ。

就任当時でなんと支持率80%超! 


途中、田中真紀子外相を更迭した時に急落したとはいえ、在任5年半を経てもなお支持率が40%を下回らなかったのですから、就任数カ月で30%を切るのが当たり前となったここ数年の短期政権とは比較になりません。

一体、その違いは何なのでしょう?

まずは「自民党をぶっ壊す!」、「抵抗勢力」、「感動したっ!」 等々、実に分かりやすく簡潔な言葉を駆使したこと。


現政権のように、バカ丁寧な敬語を使っていても中身が空虚な発言とは対照的ですょネ。


閣僚選びについても従来の派閥バランス優先ではなく、自ら本人に電話をかける〝一本釣り〟という独自の手法。


しかも事前に十分〝身体検査〟をした上のことでしたから、彼の在任中に不祥事・不適切発言で辞任した閣僚はおらず、任命責任を問われる事はありませんでした。


これに比して現政権は、個人の資質より派閥のバランス優先・・・就任数日で問題発言や疑惑が浮上するのは、人材難に加えて任命手法にも問題があると言わざるを得ません。


そしてブレなかったこと。


もちろん全ての公約を守ったわけではないですが、郵政大臣時代から終始一貫 「郵政民営化」 を唱え続け、それを実現するために参議院で否決されたのに衆議院を解散して国民に信を問うたのは、ある意味画期的な選挙戦術でした。


靖国参拝に関しても、終戦記念日は避けたものの毎年敢行。


隣国からは批判を浴びましたが、北方領土にトップが上陸するなどの実効支配強化や尖閣列島沖での領海侵犯事件が起きたのは、彼らに気を使って参拝しない民主党政権になってから。


諸外国は、日本政府・宰相の本質・力量をしっかり見定めているんですネ。


何だかんだ言われても拉致被害者奪還など実績を上げた政治家と、口先だけで実行力のない政治家との違いを。


震災復興と景気復活、エネルギー源確保など問題山積の我が国に、果たして小泉氏のような長期政権を担えるだけの人材はいないのでしょうか?


彼に似た〝劇場型〟タイプの政治家が、大阪に約1名いるようですけど。あせあせ



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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-11142520170.html?frm=themeより引用させて頂いております。