長き道程

2009-09-12 07:07:07
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今から遥かに昔・・・紀元前450年の9月12日、来襲したペルシャの大軍をアテナイの名将・ミルティアデスが奇策を用いて撃退した〝マラトンの戦い〟がありました。

兵士のフェイディピデスが伝令としてマラトンからアテナイまでひたすら走り抜き、その勝利を伝えた直後に絶命・・・この故事にちなみ第1回アテネ大会から競技として採用され、以降 〝オリンピックの華〟 ともいわれているマラソン。

今日はこれを記念して 『マラソンの日』 とされているそうです。

日本にとって、マラソンは昔から得意種目のひとつ。

男子では円谷選手や君原選手、瀬古選手、中山選手など名選手が何人も登場し、オリンピックでも金メダルはないものの、銀・銅メダルをはじめ何人も入賞を果たしています。

しかしそれ以上に活躍しているのは女子選手。 

1984年のロス五輪から正式種目となった女子マラソンには、毎回のように優勝候補選手が出現し、シドニー五輪では高橋尚子選手が史上初の金メダルを獲得。 4年後のアテネ大会では野口みずき選手が優勝、日本人選手のV2という快挙を達成しました。

              ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-高橋尚子

これからも、メダルの期待を担った多くの若手選手の登場が楽しみですが、ここで皆さんにクイズです。

フル・マラソンの走行距離が42.195kmであることは皆さんもご存じだと思いますが・・・これ、どういう方法で測定していると思いますか?

以前はスチール製の巻尺で尺取り虫よろしく測っていたそうですが、自動車が増えて危険になってきたため、1990年代に入って(※日本では1994年から)カウンター付きの自転車で測定するようになったんですって。

この自転車測定は誰もが出来るわけではなくて、世界中で測定できるA級、アジアで測定できるB級、日本国内のみのC級と、しっかりしたライセンス制度で認定された資格者のみが行えるのだそうです。驚き顔 ヘェ~

それでは、もう一問。

現在の世界最速記録は、昨年ベルリン・マラソンでハイレ・ゲブレセラシェ選手が出した2時間3分59秒ですが、実はもう一つの 「公認記録」 として、最長記録・・・すなわち最もゴールまで長くかかった記録が存在しています。

これ、どれくらいのタイムだと思いますか?

実はこの記録保持者は日本人なんですが・・・正解は、ナント

54年8ヶ月6日5時間32分20秒3

この不滅の大記録(?)保持者は、後に熊本県の初代教育委員長も務めた、金栗四三というランナー。


1912年のストックホルム五輪に出場した金栗選手は、前年に足袋で走って世界記録を大幅に更新した注目選手だったそうですが、40℃を超える厳しい条件で参加者の半数が棄権するという過酷なレースに彼も途中日射病で倒れ失神・・・介抱してくれた農家で目を覚ましたのは翌日だったとか。


この時の彼の扱いは記録上 〝行方不明〟 (!) となっており、ゴールしないままになっていたのですが・・・ストックホルムオリンピック開催55周年記念式典に際し、オランダは金栗氏を招待してゴールテープを切ってもらうセレモニーを用意。


金栗氏は半世紀以上経って後、晴れてオリンピックのゴールを切ったというわけです。

何とも粋な取り計らいではございませんか!笑2

おそらくこの「最長記録」が破られることはないでしょうが、是非最短記録・・・夢の2時間2分台を日本選手によって叩き出して欲しいものですネ。扇子


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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10302808864.html?frm=themeより引用させて頂いております。