17歳

2010-05-03 07:07:07
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今日は憲法記念日・・・なのですが、最近の私にとっては祝日というよりも、あの事件の記憶が蘇る日なのです。


 『西鉄バスジャック事件』


今からちょうど10年前に起きた、全国を震撼させた出来事でした。

2000年5月3日午後1時半過ぎ、佐賀県から博多どんたくでにぎわう福岡市に向かう西日本鉄道の高速バスが、刃渡り40cmの牛刀を手にした17歳の少年〝T〟によってバスジャックされました。

バスは福岡には行かず、九州自動車道から中国自動車道、山陽自動車道を走行し続け、広島県内の小谷ICで停車、ここで膠着状態となります。

その間トイレに行くことを許された女性客からの通報で警察は事件発生を知り、更に2名の乗客が窓から飛び降りるなどして逃げたものの、それに腹を立てた少年が逆上、他の乗客3名にきりつけ、68歳の女性が死亡・・・日本のバスジャック事件で死者を出す初めてのケースとなりました。

また事件を知ったマスコミがヘリを飛ばして走行するバスを追走、アメリカの犯罪現場中継のような画像は、いやが上にも緊迫感を高めました。

そして翌4日午前5時過ぎ、説得にあたっていた機動捜査隊長が乗客の一人だった6歳の女の子の横から犯人が離れたのを確認、手にした手袋を落として合図を送ると同時に福岡県警・大阪府警の特殊部隊(SAT)が突入。 犯人を逮捕するとともに、運転手・乗客9名の救出に成功しました。

その瞬間はTVで生中継されましたが、早朝の薄暗い闇の中で突入部隊が放ったフラッシュパン(閃光弾)が社内で光り、バスの両側からガラスを割って警察が突入した場面は今でも鮮烈に記憶しています。

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-西鉄バスジャック事件

犯人のT少年は中学生時代にイジメを受けていたようで、高校受験では合格したもののすぐに中退して自宅にひきこもり、親にせがんで買ってもらったパソコンで2チャンネルに熱中・・・同時に家庭内暴力も酷くなったようです。

身の危険を感じた両親が警察や精神病院に相談し、医療保護入院。

しかし入院中のT少年の様子は大変礼儀正しく落ち着いていたため、担当医師は外出許可を出したのですが、実際の彼は自分をいじめた中学に行って無差別殺人を計画していたというのです。

そしてたまたま連休で学校が休校だったために思いを果たせず、代わりにこのバスジャックを決行。

(彼が感化された)この事件の2日前に愛知県で起きた豊川市主婦殺人事件の犯人も17歳、そしてこの事件直後にも16,7歳の少年による事件が続発・・・当時は「キレる17歳」 とマスコミで取り上げられるなど、社会的に10代の少年に対する不安感が広がったものです。

いじめ → ひきこもり・家庭内暴力 → ネット書き込み・犯行予告 → 無差別殺傷・・・その後の若者による犯行パターンをすべて網羅したような、凄惨な事件でした。

現在の17歳、というよりティーンエージャーは、10年前と比べてよりキレやすくなっていないか?・・・そんなことが気になる私。

そして当時未成年だった犯人は医療少年院に送致された後、2006年に仮退院して社会復帰を果たしているとか。

この事件を引き起こした原因が何であったのか? また彼の奥底に潜む深層心理はどういうものなのか?・・・他人には知る由もありません。

確実なのは、かつて凶悪事件を起こした現在27歳の犯人〝T〟が日本のどこか・・・私たちの身近で、ひっそり暮らしていることだけなのです。うー




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こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10452672300.html?frm=themeより引用させて頂いております。