PTA

昨年秋、埼玉県の小学校教諭が担任していたクラスの女生徒の両親を「度重なるクレームを受けて不眠症になった」として訴えたことが、最近明らかになりました。

この騒動については、「モンスターペアレンツに対する有力な対抗手段になる」 、 「いや、いくら何でも訴訟はやり過ぎ」 など様々な意見があるようですが、学校側と保護者の関係も来るところまで来てしまった・・・私はそんな気がします。

担任の発言を裏付けるため我が子にボイスレコーダーを持たせる母と、そんな親を訴える教師・・・双方の言い分は当然ながら食い違っているようですし、いずれその真相は法廷の場で明らかにしてもらうしかありません。

この一件だけで教育現場の問題を全て語れるわけではありませんが、昔と比べて学校(教師)と親の信頼関係がなくなっているようですネ。

PTA (Parent-Teacher Association ) とは、本来保護者と教職員双方が子供の利益となるよう協力して支援活動を行う組織のはずですが、いつ頃からなのか 「学校に対する圧力団体」 のような存在になってしまった気がします。

それは取りも直さず、親と教師との信頼関係低下の表れだといえましょう。

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-教室

私が小学校4~6年生の時の担任は、空手有段者の男性教師でした。

ガキ大将だった私が悪さをするたび、「組み手(※ボクシングでいうスパーリング)をするゾ」 と先生に廊下へ連れ出されてはお仕置き。

今だったら体罰だと大騒ぎになるのでしょうが・・・私以外にも厳しい指導をするこの黒帯先生に関して疑問視する保護者がいたらしく、PTAの会議で問題になったことがありました。

会議があった翌日、私はクラス仲間の1人から 「お前のかぁちゃんって、スゲぇなァ。」 って言われたんです。

聞けば会議の席上で、私が廊下で組み手の相手をさせられていることを他の親から教えられたオフクロは、それを非難するどころか、

「先生、遠慮はご無用です。 私の息子は、ビシビシ厳しく指導してください。」

と頭を下げた・・・そう彼の母親が教えてくれたというのです。驚き顔 オイオイ

この発言で、保護者側はすっかり意気消沈。 

おかげで先生は無罪放免(?)・・・その後も廊下での組み手は続きました。


もっとも、6年生になってすぐ・・・私のまわし蹴りが先生の太ももに炸裂、「今日はここまで」と言いながら足を引きずって教室に戻って以来、その〝特訓〟はパッタリと行われなくなりましたが。


(ちなみに私自身にとって、この組み手は単に懐かしい思い出であり、担任教師を恨んだりイジメられたという意識は全くありません。)


私の母親がなぜ組み手を容認したのかは定かでありませんが、親と教師の間にそういう信頼関係がなければ、学校が子供にとって有益な教育現場になり得ないのは、今も昔も変わらぬ真理でしょう。


まして教師が親を訴えて啀み合うことになれば、一番傷つき辛い思いをするのは子供本人。


どちらが悪いかを争うのではなく、双方が子供のために歩み寄ってお互いの信頼を取り戻す努力をしないと、学校はますます荒れてしまうのではないでしょうか?


卒業式で〝仰げば尊し〟が歌われることがなくなり、「尊敬する人物は誰か?」 と問われて〝教師〟と答える子供が他国に比べて圧倒的に少ないという現実を、日本の大人たちは真摯に受け止めるべきでしょう。




                 ペタしてね

こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10784263834.html?frm=themeより引用させて頂いております。