T V vs I T

2009-03-23 07:07:07
テーマ:

一昨日夜、NHKで 『どうなってしまう? テレビの、これから』 という討論番組を放映していました。


民放各局のディレクターから一般の視聴者まで、多種多様の参加者を集めた長時間の生放送番組で、私はその一部を見ただけでしたが・・・その中で、ひとつだけ 「ほほぉ~」 驚き顔 と唸る情報が。


・・・数年前、我が家でテレビの買い替え話が出た時、女房がこう言ったことがありました。

「アンタねェ、今は立派なテレビに買い替える必要なんかないワョ。」

「えっ、どうして?」 と聞き返す私に彼女は、

「だってさァ~、そのうちパソコンのモニターなんか今より数段綺麗に映るモノが出るでしょうから、近いうちにパソコンでTV番組見るようになるはずョ。 だからもう高いテレビなんか買う必要ないって。」

「そ~かなぁ~?」と、私はその時は半信半疑だったのですが・・・なんとそれは、既にアメリカで現実のものとなっているというのです。

インターネット電話 「スカイプ」 の開発者が設立したジュースト(Joostという会社が始めたオンライン動画配信サービスが、急速に普及しているのだとか。

日本でも、USENが配信する〝GyaO〟というパソコンで見られる無料動画サイトがありますが、ジューストはその発展形・・・映画やアニメだけでなく、会員はTV局で放映された番組をその翌日以降に自分で選択し、好きな時に無料で見られるという、画期的なサービスを展開しているのだそうです。

会員は、番組の最初に挿入されるCMを見るだけ・・・ジュースト社は、そのCM料を番組を制作したTV局と分け合う形で運営しているといいます。

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-JOOST

おそらくこのサービスは日本でも普及する可能性が高いでしょうが、そうなるとTVを取り巻く環境が大きく変わるでしょうネ。

まず今までのように、視聴者は自分の見たい番組に合わせて生活スタイルを変えたり、録画をする必要がなくなります。

そして自分の都合に合わせてワンクリックで番組がパソコン画面で見られるわけですから・・・テレビやDVDレコーダーの売り上げには少なからぬ影響があるでしょう。

また、現在のTV局は番組制作の殆どを制作会社に委託している・・・言い方を変えればテナントにフロア貸ししている百貨店と同じ状況ですから、その存在価値も揺らぐ可能性があります。

それと、もうひとつ私が心配するのは、「家庭環境」への悪影響(?)です。

その昔、テレビが世の中に登場した黎明期・・・高価な受像機を買える家は限られており、テレビを買った家には、近所の人が集まって大変な騒ぎでした。 そう、まさに 『三丁目の夕日』 のワンシーンそのままの世界でした。

それから一家に1台普及するようになると、家族全員が居間に集まって同じ番組を見ながら、共通の話題で盛り上がったり、チャンネルの主導権を巡っての譲り合いやケンカを通して、人間関係を学ぶこともできましたょネ。

ところが、一人あるいは一部屋に1台テレビが入る時代になると、各人がそれぞれ自分の見たい番組だけを見るようになり・・・必然的に家族のコミュニケーションの場が減ることとなりました。

そしてもし、このインターネット配信サービスが各家庭に普及したら、今にも増して家族関係は希薄になってしまうのでは?・・・と、私は心配なのです。

以前拙ブログで 「利便性と脳の使用頻度は反比例する」 と申し上げましたが、もう一言・・・

「利便性と家族関係の希薄性は比例する」

と付け加えるべきかもしれませんネ。うー




こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10228301597.html?frm=themeより引用させて頂いております。