
Five Angels
先日、米ロサンゼルスで8つ子が生まれた・・・とうニュースがありました。
いやぁ、女性って凄いですネ。 我々男性はただただ敬服するばかり。
母子共に健康だということですが、本当にスクスク育って欲しいです。
さて、8つ子とまでは行きませんでしたが、今から33年前の今日、日本中が喜んだ〝お目出度〟がありました。 それは・・・
〝五つ子ちゃん誕生〟
1976(昭和51)年1月31日、鹿児島市立病院で「5人の天使」は誕生したのです。
「5卵性」という、世界でも大変珍しい5つ子ちゃん、たった9分間で一気に生まれたそうですが、一番大きい長男で1,480g、一番小さな女の子は僅か990gという、超未熟児の2男3女でした。
日本で始めての快挙、しかも当時はロッキード事件の影響で暗い世相だったこともあり、国民的慶事として大きく取り上げられましたネ。
京都・清水寺の大西良寛管主(当時100歳)が名付け親となり、観音経・観音妙智力から文字を取って5人に名をつけるという大騒動。
(しかしこれ、両親からするとどんなもんだったんでしょうねェ。 わが子の名前を付けられなかったご両親にとっては『小さな親切、大きなお世話』だったかも?)
ご主人に「よく頑張ったな。」と声をかけられた奥さんが、「ちょっと頑張りすぎたかしら?」と答えたのが、何とも微笑ましく、印象的でした。
お父さんは当時、三木首相番だったNHK記者の山下頼充氏。 それゆえ人一倍五つ子ちゃん情報は頻繁に報道されました。
NHKは、その後彼らが小学校に入学するまでを克明にカメラで追い、毎年特集番組を制作していましたネ。(↓)
それまでは取材する側だったのに、一夜にして取材される側に回ってしまった山下氏・・・後日、「取材する人間だから取材したい気持ちは痛いほどわかる。でも子供たちをあまりカメラの前に晒したくない。」と語っておられますが、その辛い気持ちは良く分かります。
しかし、当時手取り16万円余りだった山下家にとって、5人全員が大学卒業するまで9,500万円掛かると試算された莫大な育児・教育費を捻出するのは、さぞ大変だったことでしょう。
某食品メーカーから、ミルク1年分提供の申し出があっても、NHK職員という立場上それをお断りした・・・そんな逸話もあったそうです。
それでも5人はスクスクと成長、女の子の一人は東大に合格されたという報道もありました。
今日、彼らは33歳の誕生日を迎えます。 おそらくそれぞれに家庭も持ち、幸せに暮らしていらっしゃることと思いますが・・・。
是非、お母様には子育ての苦労や喜びを語っていただけばありがたいですねェ。 それが現在の少子化の歯止めにもなるんじゃないか?・・・って思うのですが。
小渕元首相のお嬢さん・・・大臣として何をしているのかあまり見えてきませんが、〝お飾り〟ではなく、こういう企画でも考えて、少しは総理大臣助けて差し上げればいかが?
こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10183730808.html?frm=themeより引用させて頂いております。

