オリジナル生花祭壇 ~ Episode 1

弊社のモットーは・・・

    “可憐な花々に囲まれた、心温まるお葬式” 笑2


故に祭壇は“安価かつクォリティーの高い生花祭壇”に拘っており、実際過去お手伝いさせていただいたご葬儀の98%は生花祭壇をご提供させていただいております。


中でもお客様にご提案させていただいた、オリジナルデザイン祭壇の『制作秘話』^^チョットオオゲサカモ・・・ を何回かに分けてご紹介したいと思います。


本日はその1回目・・・・


     〝オーストラリア〟


故人様は、長く一流商社にご勤務され、特にオーストラリア駐在時代には会社に多大な貢献をされたそうでした。

さぁ、これから役員ご就任か・・・という矢先に病魔に冒され、夢半ばにして旅立たれた旦那様。


「主人とは、退職したら一緒にオーストラリアに住もうって決めていたんですょ。」と、ご主人との思い出を目に涙をいっぱい溜めながら語られる奥様・・・。


そんな奥様の姿を見ていて、思わず私は「じゃあ奥様、祭壇を “オーストラリア大陸” にしてみましょうか?」と申し上げてしまいました。


「えっ、そんなことできるんですか!?」と奥様。

「えぇ、多分できますょ。」と私。

「ぜ、是非お願いします!」という奥様の言葉に、早くも私の頭の中ではオーストラリアの地形イメージが浮かんできます。


と、ここで奥様の口から意表をつくお願いが・・・。


「でしたら、是非祭壇は是非『大地の色』で作ってくださいネ!」


(え゛っ・・・そ、それって土色!?あせあせ


と一瞬うろたえましたが、言い出した手前後に引くわけにもいかず、「わ、わかりました。何とかやってみましょう!」と言ってしまった私・・・。


(土色の花なんて、あったっけか?あせる)と心の中は不安でイッパイ。 

後は制作スタッフに頑張ってもらわねば!

   (_ _;ソンナ、ムセキニンナ・・・


その日以降、制作スタッフと打ち合わせを重ねること数度・・・


そして通夜当日、出来上がった祭壇が、コレです!

(拡大写真をご覧になりたい方は弊社HP《http://www.warmheart.jp

》“祭壇写真集”内の画像をクリックして下さいネ!)


          ↓     ↓     ↓

 
         オーストラリア大陸

デルフィニウムを使った水色の太平洋と、薄緑色のブプレナムでイメージしたエメラルドグリーンの珊瑚礁に囲まれ、全体を濃い紫色のスナップドラゴン(金魚草)で模(かたどっ)ったオーストラリア大陸。

そして祭壇中央・位牌の左横にはご夫妻にとって思い出深い “エアーズロック” 茶色のガーベラとチョコレート色のカーネーションで表現しました。


「おぉっ、いいんじゃない!?」(^o^)v と、制作スタッフを労ったワタシですが、ひとつ足りないことに気がつきました。


「おいっ、タ、タスマニアあせあせ


そう訝る私に、スタッフは「だって社長、タスマニアの位置って祭壇の右下になるんですょ。前隠しのところになっちゃうから、お花挿せませんョ~。」と困惑顔。


「だったら、赤土色の紙買ってきて島の形に切って貼り付けたらどうょ?」と食い下がる私に、スタッフが冷た~い目線を送りながら一言。


「社長! 学芸会のお飾りじゃないんですからネ!」怒り顔メッ!


「・・・・・そ、そう?」あせる   怒られちゃいました。(_ _; ガッカリ


しかしスタッフの努力の甲斐あってか、この祭壇は奥様はじめご親族の皆様に、大変ご好評をいただくことができました。スマイルくん


それでも諦めきれない私はタスマニアの件をお話したんですが、奥様に「そんなことまでしてくれなくてもいいですのょ。」とニッコリ微笑みながら言われてしまい、ギブアップ・・・。汗

(『画龍点晴を欠く』って、まさしくこのことかも・・・。)うー



開式前、既に200名以上の会葬者でやや騒然としている式場内外。でも殆どの方が遺影写真に気を取られ、祭壇のデザインに気づいてくれません。(^^;


そこで私が開式前のご案内で「~故人様がかつてこよなく愛されたオーストらリア大陸をイメージした生花祭壇に~」と申し上げた瞬間・・・。


式場内には『おぉ~!』、『ホォ~!』『へ~ぇ!』という大きなどよめきが・・・。


そのどよめきに、奥様はただただ涙・・・。


その瞬間にこそ、葬儀担当者としての満足感・安堵感にしばし浸るワタクシ・・・。(^o^;



翌日の告別式では、オーストラリア大陸を模った赤茶色、紫色の花々に柩を埋め尽くされ、かすかに微笑みを浮かべた故人様は、奥様や多くの会葬者に見守られながら静かにご出棺されたのでした。 (T人T)合掌。

こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10069002983.html?frm=themeより引用させて頂いております。