オリジナル生花祭壇 ~ Episode 3

また一週間ぶりにお届け致します、オリジナル生花祭壇の『制作秘話』

第3回目は



      〝 美 術 館 〟




亡くなられたのは、まだ20歳を過ぎたばかりの美しいお嬢様でした。


学校の卒業を控え、次なる希望に満ち満ちていた3月に、突如体調の不調を訴え、倒れてしまわれたお嬢様。


病院の検査の結果は『脳腫瘍』。余命数ヶ月という残酷な診断がご両親に伝えられたのでした。


最後まで気丈に頑張られたお嬢様でしたが、残念ながら医師の診断が良い方に外れることはなく・・・初夏の頃、お嬢様は天に召されてしまいました。



高校時代から美術、特に陶芸に才能を発揮され、数多くの作品を残された故人様。


たまたま高校時代に、彼女の作品制作風景や陶芸教室での講師ぶりをドキュメンタリーとして映像に残したVTRがあり、「それを是非葬儀の時に会葬者に観ていただきたい、娘の作品も展示したい」というのがご両親のご希望でした。



それを最大限叶えて差し上げるためには・・・。



制作スタッフが考えた結果、このような“式場セッティング”となりました。

(※拡大写真は弊社HP《http://www.warmheart.jp
》“祭壇写真集”内の画像をクリックしてご覧いただけます)

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           ガーデン祭壇

会葬者全員に在りし日のお嬢様の姿をご覧いただくため、祭壇中央には、42インチのプラズマディスプレイを設置。


式場内には庭園を散策するかのように通路を設け、通り道には彼女の作品を展示。そして、あたかもそこに彼女が微笑んで立っているかのように、お気に入りの洋服を飾らせていただきました。


(写真には写っておりませんが、)式場の両側や、隣接した控室にも彼女の作品や思い出の品々が展示され、そこはまさに『美術館』そのものでした。



ただ一点、そこに柩が安置されていることを除けば・・・。



無宗教葬として執り行われたご葬儀。


ドキュメンタリー映像の中で生き生きと作品制作に取り組まれたり、子供達と楽しそうに触れ合うお嬢様の姿が画面いっぱいに映し出され、彼女の明るい声が響き渡る式場内。


献花をされ、数々の作品を手にとってご覧になる会葬者の皆様の目からは、涙が途絶えることはありませんでした。 


こちらの記事はhttps://ameblo.jp/warmheart2003/entry-10071618796.html?frm=themeより引用させて頂いております。